長崎県立長崎西高等学校
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長崎県立長崎西高等学校(ながさきけんりつながさきにしこうとうがっこう)は、長崎県長崎市竹の久保町にある県立高等学校である。男女共学であり、全日制の課程に普通科を設置している。
県内公立高校の中で有数の進学校として位置付けられている。また、『自律』の校風のもと生徒主体の運動会・西高祭等のイベントや部活動等さまざまな活動も行われ、県下唯一の水球部を有している。平成17年度に文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けた。全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に、1951年には西九州代表として、1981年には長崎県代表として出場している。
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[編集] 沿革
- 1884年4月 県立長崎中学校開校
- 1902年5月 県立長崎高等女学校開校
- 1922年4月 県立瓊浦中学校と市立高等女学校が開校
- 1948年4月 上記の4校はそれぞれ新制高校改称
- 1948年11月1日 上記の4校はそれぞれ長崎西高と長崎東高に統廃合。西高は長崎市鳴滝(旧県立長崎中学校校舎)に開校
- 1950年/昭和25年 長崎市竹の久保に移転
- 1951年/昭和26年 校歌制定
- 2005年/平成17年 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定
[編集] 著名な卒業生
- 東由多加(演出家、台湾・台北市出身、故人)
- 麻生祐未(女優、大阪府出身)
- 池端雪浦(東京外国語大学学長、旧日本領朝鮮・京城市、現ソウル市出身)
- 伊藤一長(長崎市長)
- 小田一生(映画監督)
- 草野仁(司会者、島原半島出身)
- 青来有一(芥川賞作家、長崎市役所職員)
- 坂上洋子(元柔道選手、バルセロナオリンピック・柔道女子72キロ超級・銅メダリスト)
- 柴田亜美(漫画家、西彼杵郡出身)
- 竹田頼正(三菱総合研究所 常務取締役)
- 橘周太(陸軍中佐、日露戦争・遼陽の戦いにて戦死。「軍神」とされた)