金澤克彦
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金澤 克彦(かなざわ かつひこ、1961年12月13日 - )は、プロレス・格闘技ライター、編集者。北海道出身。青山学院大学経営学部卒業。週刊ゴング編集部時代はGK(ゴング金沢)と呼ばれ、現在もその呼称で呼ばれることが多い。眼鏡と長髪が特徴。
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[編集] 略歴
1986年に新大阪新聞社へ入社し、東京支社で同社発行の週刊ファイト編集部記者となる。1989年に日本スポーツ出版社へ入社、同社発行の週刊ゴング編集部入り。週刊ゴング編集部時代は担当の新日本プロレス贔屓の筆で知られた。当時、新日本プロレスの現場責任者であった長州力と親密な関係を築き、数々の単独インタビューの機会を得た。
長州力が紙面で発する「なあ金沢」や、長州が指す「アレ」を解釈できるのは金沢だけと言われるほど蜜月関係にあった事は読者には有名である。
1999年、小佐野景浩の跡を継ぎ週刊ゴング編集長に昇格。長州が2002年にWJプロレスを立ち上げると、紙面を大きく割いて掲載した。2004年10月に編集長を降板し、週刊ゴングプロデューサーの肩書きで編集に携わる。2005年11月末、16年間在籍した日本スポーツ出版社を退社。現在はフリーランスで活躍している。
[編集] 人物
特定プロレスラーの主張を無批判に受け入れる取材姿勢は、プロレスファンから反感を買う事も少なくない。一方では、根底にあるプロレスへの思い入れ、活発な取材活動から来る知識量、プロレス中継の解説で見られる滑舌の良さは評価されるべきものがある。個人的に信頼を寄せるレスラーもおり、独自のコネクションを築いている。
[編集] 著書
- 『風になれ』(鈴木みのるへのインタビュー、東邦出版)
[編集] 関連項目
- ワールドプロレスリング(出演番組)