金剛城寺
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七種山 金剛城寺(なぐささん こんごうじょうじ)は兵庫県神崎郡福崎町にある高野山真言宗の仏教寺院。 本尊は十一面観世音菩薩。
聖徳太子の命を受けた日本における三論宗の開祖である高麗僧恵灌により。597年、七種山の中腹、七種の滝の近くに滋岡寺という寺号で創建されたと伝わる。 その後寺号を金剛城寺、安土桃山時代(1601年)に台肪明党により作門寺と改めるとともに現在地に移され、昭和3年に現在の寺号に戻した。
弘法大師来山以降は真言宗の寺となった。
目次 |
[編集] 札所
[編集] 伽藍
- 本堂 - 明治45年建立、九間四面、本尊十一面観世音菩薩安置
- 阿弥陀堂
- 護摩堂
- 山門
- 鐘楼
- 旧山門 - 寺が七種の滝の近くにあった時代の伽藍の唯一の遺構
- 石造地蔵菩薩像 - 室町時代の応永6年(1399年)の銘、福崎町指定文化財
[編集] 開門時間
- 午前8時~午後4時
[編集] 所在地
〒679-2218 兵庫県神崎郡福崎町田口236