重信町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
重信町(しげのぶちょう)は、愛媛県温泉郡にあった町である。人口23,729人、面積100.59 km²(2003年)。合併により東温市(とうおんし)となった。
松山市へのベッドタウンとして、愛媛県内ではトップクラスの人口増加地域である。
|
目次 |
[編集] 地理
松山市の東部に平地で隣接し、市街地も実質的には松山市と連続している。南北に細長い形をしているが、町域の中央部が松山平野の南東部にあたる。東は、温泉郡川内町に重信川をはさんで接している。北東部、南部は山地。北東部から中部に町の名の由来である重信川が流れる。
- 山岳: 東三方が岳 (1233m)、明神が岳 (1217m)、皿ヶ嶺 (1271m)、
- 河川: 重信川、拝志川
- 湖沼:
[編集] 歴史
[編集] 行政
- 町長 和田治樹(わだ はるき)
- 庁舎
- 旧庁舎が狭隘であったので、1999年度に幹線道路沿線に移し、新築。ただ、この時期、庁舎を新築する市町村は少なくとも愛媛県内にはみられず、近い将来の市町村合併を意識したものではないかとの憶測も一部にはあった。
- 平成の市町村合併
- 人口は、重信町2万人に対して、川内町1万人と、2倍の人口があったが、新設合併で比較的スムーズに進んだ。
- なお、西に隣接する松山市との合併は、松山市サイドが松山市への編入合併、松山市の流儀に合わせるとという原則を堅持しており、また過去、松山市に編入した松山市の東部地域にもこれといったメリットはなかったのではないかという意見が支配的で、当初からほとんど話題に上らなかった。新たに転入してきた人たちの中には松山市内への通勤者も多いが、積極的な賛成論もなかった。
[編集] 出身者・関係者
- 伊賀貞雪(元愛媛県知事)