遠藤浩一
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遠藤 浩一(えんどう こういち、1958年-)は、 評論家、石川県金沢市出身、駒沢大学法学部卒業。
叔父の遠藤欣之助(民社研『改革者』誌を編集)と指導教授だった高橋正則の影響を受け民社党職員となる。反共産主義の立場を取り、日本社会党には批判的であった。1989年、第15回参議院議員通常選挙で民社党が敗北し、社会党が大勝した。この時点の民社党執行部は社会・公明・民社の「社公民」協力態勢を取っていたが、遠藤は消費税で社会党のように反対ではなく、より「現実的」な修正案を出すべきとの姿勢を取り、社会党と距離を置くように主張。この時は却下されたが、翌年の第39回総選挙で民社党が惨敗すると、反社公民の大内啓伍が委員長となり、社公民路線とは距離を置くことになった。遠藤は、民社党が自民党より保守的な立場を取ることを是としていた。
民社党解党後は、後継組織の民社協会所属候補者の一部を支援している(当人のブログによると西村眞悟以外とは没交渉)。現在、拓殖大学日本文化研究所客員教授を務める。また、日本文化チャンネル桜(スカイパーフェクTV!767ch)内の番組、「桜ジャーナル「解体新書21」」ではキャスターとして活躍。文章は歴史的仮名遣で記述する。新しい歴史教科書をつくる会副会長を務めていたが、2006年1月辞任、現在は理事。
[編集] 著書
- 小澤征爾―日本人と西洋音楽 (ISBN 4569637760)
- 消費される権力者―小沢一郎から小泉純一郎へ (ISBN 4120031640)
[編集] 外部リンク
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