遠藤実
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遠藤実(えんどう みのる、1932年7月6日-)は、戦後歌謡界を代表する日本の作曲家。日本作曲家協会会長。東京都生まれ、新潟県新潟市(旧 西蒲原郡内野町)出身。
1957年の「お月さん今晩わ」以来、世に送り出した楽曲は5000曲以上といわれ、舟木一夫、千昌夫など多くの歌手を育てた。また自らの名をつけたレコード会社、ミノルフォン (現:徳間ジャパンコミュニケーションズ) を創業したことでも有名。2003年、歌謡界から初めて文化功労者に選出された。
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[編集] 略歴
- 1932年7月6日、東京・向島に生まれる。
- 1990年、紫綬褒章を受章。
- 1994年、日本大衆音楽文化協会会長に就任。
- 1995年、日本音楽著作権協会会長に就任。
- 2002年、勲三等旭日中緩章を受章。
- 2003年、文化功労者として顕彰される。
- 2005年、日本作曲家協会会長に就任。
[編集] 主な作品
- お月さん今晩わ(1957年)
- からたち日記(1958年)
- アキラのズンドコ節(1960年)
- おひまなら来てね(1961年)
- 若いふたり(1962年)
- 高校三年生(1963年)
- こまっちゃうナ(1966年)
- 星影のワルツ(1966年)
- せんせい(1972年)
- くちなしの花(1973年)
- すきま風(1976年)
- 北国の春(1977年)
[編集] 門下生
[編集] 著書
- しあわせの「源流」(1997年11月、講談社) ISBN 4062089823