道祖神
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道祖神(どうそじん、どうそしん)は、路傍の神である。集落の境や村の中心、村内と村外の境界や道の辻、三叉路などにおもに石碑や石像の形態で祀られる神で、村の守り神、子孫繁栄、あるいは交通安全の神として信仰されている。 全国的な広い分布をしているが、特に関東、甲信越に多い。 松尾芭蕉の奥の細道の序文でかかれているため有名。 元々は中国の神であるが、日本に伝来してからは、日本の民間信仰の神である岐の神と習合した。さらに、岐の神と同神とされる猿田彦神と習合したり、地蔵信仰と習合したりした。
各地で様々な呼び名が存在する。賽の神、障の神(さいのかみ、さえのかみ)など。
[編集] 種類
- 単体道祖神
- 文字道祖神
- 男根道祖神
- 自然石
- 題目道祖神
- 双体道祖神
[編集] 関連事項
- 庚申塔
- どんど焼き
- 洲崎神社 (名古屋市):道祖神を祭神とする。
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