連鶴
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連鶴(れんづる、若しくはれんかく)は、折り紙の一種で、一枚の紙から数羽の連続した鶴を折ること。もしくは出来た折鶴のこと。紙に切込みを入れて折る。
江戸時代(1797年)に刊行された『秘傳千羽鶴折形(ひでんせんばづるおりかた)』では、49種類の連鶴の折り方が絵入りで書かれている。この書物は、現存する世界で最も古い遊技折り紙の書物であり、伊勢国桑名長円寺の住職、魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)によって作られた。この折りかたは、現在でも「桑名の千羽鶴」として知られ、桑名市の無形文化財に指定されている。
[編集] 関連書籍
- 『つなぎ折鶴の世界―秘伝千羽鶴折形』(岡村昌夫)ISBN 4880233838
- 『桑名の千羽鶴』(大塚由良美) ISBN 494762941X
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