超戦士ガンダム野郎
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超戦士ガンダム野郎(ハイパーせんしガンダムボーイ)は、コミックボンボン1989年1月号から1993年11月号に連載された、原案・監修:大河原邦男、原作:クラフト団、漫画:やまと虹一による漫画作品。
目次 |
[編集] 概要
『プラモ狂四郎』の流れを組む、プラモデルを題材とした作品。主人公たちが自作のプラモデルをプラモシミュレーターで競わせるという基本的な展開はプラモ狂四郎と同じだが、本作では登場するプラモデルをガンダムシリーズのものにしぼり、特にその中でも当時人気の高かったSDガンダムが中心となっている。このため、プラモシミュレーターの描写もこれまでの操縦するという形ではなく、登場人物がプラモデルそのものになるというものになっている。
本作の人気はSDガンダムにも影響を及ぼしており、本作オリジナルのガンダムの一部がプラモデルやカードダスで発売されたり、武者ガンダムシリーズや騎士ガンダムシリーズに登場するなどしている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
[編集] 本作オリジナルSDキャラクター
[編集] 農丸系
- 天地大河スペシャル
- 武者頑駄無の頭部に大河のトレードマークシーサーを付けたもの。農丸としてSD戦国伝に逆輸入された。
- 大農丸
- 頑駄無大将軍がベース。初めてSDスピリット指数が表示されたSD戦士でもある。
- 大福将軍
- 三代目大将軍と頑駄無副将軍がベース。
- 赤福将軍
頑駄無副将軍がベース。赤を主体にしたカラーリングと兜と肩鎧のアニマルスピリッツが特徴。
[編集] 千生系
モチーフはガンダムF91とザクレロ、そして豊臣秀吉。後にSD戦国伝に逆輸入された。
- 千生将軍
- SD戦国伝にも登場するが本作では横井孝二が自身が考案したマスクコマンダーを奪った暗黒SD連合に対抗するために大河のSD戦士として作ったという設定。
- ガンキラーのSDスピリットを吸収しパワーアップした。
- 千生将軍改
- 千生将軍にレッドファイター91のバックパックと元祖SDのガンダムF91のフェイスオープンのパーツをつけたもの。
- 千生武装(せんなりアーマー)
- 武者璽威武装(むしゃジーアーマー)のディテールを鯱をイメージとしたものに変更したもの。千生将軍を収納できる。
- 千生大将軍
- BB戦士No.100として発売された。
- 雷帝千生神将軍
- BB戦士No.108として発売された。
- 千生大光帝
- 頭部の和魂の部分が千生の顔になった頑駄無大光帝。
- 千壱将軍
- タケシの弟のヒロシが作ったSD戦士でバサラマンダーと合体してパワーアップできる。ザクレロ顔の胴体が本体。モチーフはガンダムF90Vとザクレロ。
- 千壱副将軍
[編集] レッドウォーリア系
厳密には『プラモ狂四郎』からの登場だが、本作で多数のバリエーションが登場している。
- レッドウォーリア
- 豪多亜留が海外の模型マニアから入手したプラモ狂四郎の模型ノートに記載された設計図をベースに作成。初登場時、闇皇帝に変装していた。
- 紅武者(レッドウォーリア)
- ノーマルのレッドウォーリアとバイクから駄尾怒尊(ダビッドソン)と紅武者に変形する。本作連載当時、コミックボンボンでガレージキットのプレゼントが行われたことがあった。
- レッドウォーリア改
- 後継機。マグマパワーを使うことが出来る。
- レッドファイター91
- F91をベースとした機体。デザイナーは大河原邦男氏。
- 赤龍頑駄無
- BB戦士No.99として発売された。軽装タイプにすることでレッドウォーリアに換装できる。
[編集] 3×3クロス
- 3×3クロスパートII ツインクロスメカ
- 武者タイプとナイトタイプに変型する。
[編集] ガンキラー系
暗黒SD連合のロマ・マイルドが造り上げたガンダムキラー。SDガンダム外伝やSDコマンド戦記にも登場。
- ガンキラー
- 初登場時1000のSDスピットで大河の大福将軍を圧倒、暗黒SD連合により洗脳された大河やタケシの機体になったりした。後に量産される。
- 武者ガンキラー
- 武者の姿をしたガンキラー。
- 千生鬼羅悪(せんなりキラー)
- 千生将軍の姿をしたガンキラー。
[編集] その他
- 武者空陣・浮羅威矢(むしゃくうじん・フライヤ)
- BB戦士の武者精太、武者風雷主、麒麟の神器、強化武具セットの竜骨の兜、元祖SDの武者精太風雲騎馬スペシャルの盾を組み合わせたもの
- 疾風の風雷主(しっぷうのぷらす)
- 武者風雷主の軽装タイプに疾風の仁宇の風の鎧を装着したもの。
- 密林の百士鬼改(みつりんのひゃくしきかい)
- 武者百士鬼改の軽装タイプに密林の摩亜屈の林の鎧を装着したもの。
- 火炎の江須(かえんのえす)
- 武者江須の軽装タイプに火炎の駄舞留精太の火の鎧を装着したもの。
- 巨山の砕虎摩亜屈(きょざんのさいこまあくつう)
- 武者砕虎摩亜屈の軽装タイプに巨山の斎胡の山の鎧を装着したもの。
- 武者荒烈駆主 風林火山スペシャル
- 武者荒烈駆主に風林火山の鎧のパーツを取り付けたもの。
- 七面武神
- 武神頑駄無を改造して作られた暗黒SD連合のメンバー・北海のシャアのSD戦士。
- サイコタンク
- ヒロシが最初に使用したSD戦士。タンク形態からサイコガンダムへと変形する。
- サラマンダー
- タケシのガンキラーが大河の千生将軍の体内に入り込んだことで誕生した。
- キラーマスター
- ガンキラーを倒す為に亜留が製作。千生将軍と合体してミラクルマスターになる機能を持つが登場時、大河の千生将軍はデラーズに食べられてしまっていたので合体出来なかった。
- ガンマスター
- 大河のガンキラーと亜留のキラーマスターが合体したもの。
- 大暗黒帝デラーズ
- 元祖SDの闇皇帝とフューラーザダリオンを組み合わせたもの。他のSD戦士を食べてパワーアップできる。
- 暗黒四代目大将軍
- 暗黒SD連合が大河達から奪った四代目頑駄無大将軍の設計図を元に作成。
- 黒を主体としたカラーリングになっている以外は四代目頑駄無大将軍と差異はない。大暗黒帝デラーズの正体でもある。
- 黒龍頑駄無(こくりゅうガンダム)
- タケシとヒロシが操るSD戦士。外見は黒く塗装された白龍頑駄無である。地形や戦況に応じたパーツ換装を巧みに利用して大河を苦しめた。
- 太陽龍頑駄無(さんりゅうガンダム)
- 白龍頑駄無、青龍頑駄無、赤龍頑駄無を組み合わせて作られたSD戦士。名前は当初、三龍となる予定だったが三流のようで弱そうということから現在の名がつけられた。
- 赤鋼の烈破(せきがねのれっぱ)
- 烈破頑駄無の軽装タイプに龍頑駄無の兜を装着したもの。
- 青鋼の烈空(あおがねのれっくう)
- 烈空頑駄無の軽装タイプに隼頑駄無の兜を装着したもの。
- 百鬼神(ひゃっきしん)
- 百鬼丸に頭部に武者荒烈駆主の武神の鎧の鬼面、肩鎧に武神頑駄無の肩鎧、背中に影荒烈駆主の影武神、両足に頑駄無副将軍の胸の鬼面をつけたもの。
- 超軽闘士(スーパーライトファイター)
- 大河が武者頑駄無の頭部、烈光頑駄無の下半身、烈破頑駄無の胴体、烈空頑駄無の両腕を組み合わせて作ったSD戦士。
- 飛天頑駄無超将軍
- クラスターガンダムをモチーフにした武者。BB戦士No.114として発売されSD戦国伝に逆輸入された。
- 白銀の飛天(しろがねのひてん)
- 全身が銀色の飛天頑駄無超将軍。コミックボンボンで限定キットとしてプレゼントされたことがあった。
- 大牙頑駄無超将軍
- 飛天頑駄無の兄弟機。モチーフは飛天と同じくクラスターガンダム。BB戦士No.122として発売されSD戦国伝に逆輸入された。