西成暴動
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西成暴動(にしなりぼうどう)とは、1990年(平成2年)10月2日からおよそ5日間、大阪府大阪市西成区釜ヶ崎で労働者が起こした暴動。この地区では過去に複数の暴動が発生しているが、本項で記すのはそのうちの「第22次暴動」についてである(その他の暴動についてはあいりん地区を参照のこと)。
西成警察署防犯課の刑事が暴力団から賄賂を受けていたことが発覚し逮捕されたという報道を受け、警察とにらみ合いの末に暴動に発展した。報道で暴動騒ぎを知った若者たちが便乗して火炎瓶などを使って暴動をエスカレートさせるなど、問題になった。