衝上断層
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衝上断層(しょうじょうだんそう)とは、上位の地層が下位の地層に対してずり上がった断層のこと。逆断層となる。
[編集] 砥部衝上断層
衝上(しようじよう)断層としては、愛媛県砥部町でみられる中央構造線の露頭が有名。古い地層が新しい地層の上に重なった逆断層が、砥部川の流れによって洗い出され、砥部川に対してほぼ直角に横切るように露頭しているのを目にすることができる。川床には段差が生じ、小さい滝のようになっている。断層は1200万年~1400万年前の地殻変動によって形成されたものと推定されている。1921年に九州大学(当時)の河村幹雄博士によって発見され、1938年に国の天然記念物に指定された。
[編集] 衝上断層公園
- 国道379号に接しており、付近は駐車場も備えた公園として整備されている。