蘇部健一
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蘇部健一(そぶ・けんいち 1961年-)は、日本の推理作家。新本格派ミステリー作家のひとりに数えられるであろう作家である。
[編集] 出身
1961年東京都に生まれる。詳しい誕生月日は不明、東京のどこで生まれたのかについても同じく不明である。
[編集] 蘇部健一について分っていること
- 早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。
- 初めて活字になった自作本格推理短編は『しおかぜ⑰号四十九分の壁』。
- 上記短編は鮎川哲也が編集した『本格推理⑦』に入選(1996年)、収録されている
- 『しおかぜ~』発表当時のペンネームは「我妻起成」。
- 保険調査員・小野由一を主人公とした連作集『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー(1997年)。
- 上記作品は「ばかばかしくて読めない」「ゴミだ」「商品じゃない」「くだらない」などの強い批判や「支持する」などの絶賛の声が上がった。
- ミステリー界の異才、異能作家などといわれる。
- メフィスト賞作家だと黒田研二と仲がいい。木乃伊男の解説も黒田研二が担当している。ちなみに黒田研二の姪が蘇部健一のファンらしい[要出典]。
- ミステリー界初の「音の出る推理小説」「飛び出す推理小説」を出版しようと、そのサンプルを講談社文庫の編集者に送ってみたが、蘇部の本は実のところあまり売れないために「そんなコストのかかるものはダメだ」と却下されてしまった[要出典]。
[編集] 著作
- 六枚のとんかつ
- 長野・上越新幹線四時間三十分の壁
- 動かぬ証拠
- 木乃伊男
- ふつうの学校 シリーズ
- 六とん2
- 届かぬ想い
- 恋時雨
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 1961年生 | 日本の小説家