菱川文博
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菱川文博(ひしかわ ふみひろ、1925年2月1日 - )は元コナミ株式会社名誉会長、株式会社オートセブン社外取締役。
兵庫県明石市出身。軍国主義に反対し、陸軍士官学校で放校処分を受ける。1945年8月6日、駐屯先の広島で投下された原子爆弾により被爆。さらに3日後の8月9日、移動先の長崎でも原爆が投下され、再び被爆する。
終戦後、神戸大学を卒業し兵庫県庁で青少年局長・企画部長を務めた後、三木市長選への出馬を検討していたところコナミ工業創業者・上月景正の要請で1984年、同社の会長に就任。翌1985年には社長と成り、1993年まで務めた。
現在は主に講演活動を行っている。