脱穀機
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脱穀機(だっこくき)とは、米や麦の収穫作業で用いられる農業機械の一つである。 日本では、主に米の脱穀で使用される。
[編集] 発達の経緯
日本の江戸時代には、米を脱穀する際、人力による千歯こぎが広く活躍した。 明治時代末になると、千歯こぎよりも能率のよい足踏式脱穀機が開発され普及するようになった。足踏式脱穀機は、人が踏板を踏むとこぎ胴が自動的に連続回転するように工夫されていた。その後、こぎ胴を発動機(ガソリンエンジン)や電動機(モーター)で強制的に回転させる脱穀機が登場し、脱穀作業の能率は飛躍的に高まった。
[編集] 脱穀機の種類
脱穀機の発展の歴史からみると、次の種類がある。
- 足踏式脱穀機
- 自動脱穀機‥(定置式)
- 自走自脱型脱穀機(ハーベスター)
なお、上記に挙げた自動脱穀機については、その構造が単純で故障しにくいため、今なお現役で利用している農家がめずらしくない。