立川文庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
立川文庫(たつかわ(たちかわ、たてかわ)ぶんこ)は、大阪の立川文明堂が明治44年から大正13年(1914~24)まで出版した文庫本である。発行者は立川熊次郎。
主に少年を対象とした講談や戦記、史伝などの読み物を集団製作で200篇あまり刊行。サイズは縦12.5センチ、横9センチ。定価は一部25~30銭程度。古本+3両で新本と交換するシステムで普及し、関西の読者層を中心に各地へ広まり、大衆文学や時代劇にも影響を与える。
- 『諸国漫遊一休禅師』
- 『水戸黄門』
- 『大久保彦左衛門』
- 『真田幸村』
- 『猿飛佐助』
ほか
[編集] 関連項目
カテゴリ: 文庫 | 文学関連のスタブ | 日本の歴史関連のスタブ項目