福山暁の星女子中学校・高等学校
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福山暁の星女子中学校・高等学校(ふくやまあけのほしじょしちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、広島県福山市西深津町にあるミッション系の私立の中学校・高等学校併設校である。カトリックの女子修道会である援助マリア会が運営している。福山市内はもとより近隣市町からも生徒が集まる学校である。お嬢様が通う学校として有名だ。一見華やかに見えるが、質素倹約の規律が守られている。
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[編集] 沿革
- 1949年4月 現在地に暁の星女子中学校が開設
- 1952年4月 福山暁の星女子高等学校が開設
- 1956年4月 福山暁の星女子学院専門部(栄養士栄養課程)開設
- 1958年4月 福山暁の星附属幼稚園が開設
- 1964年4月 暁の星女子小学校(男女共学)が開設
- 1965年4月 学院名を「福山暁の星学院」専門部を「福山暁の星学院栄養専門学校」と改称
- 1990年4月 栄養専門学校に介護福祉科増設
- 2005年3月 栄養福祉専門学校閉校
[編集] 校章について
校章の中の星は、夜明の空の輝く希望の明星をあらわしている。また、聖母マリアをあらわしている。聖母マリアの暖かい愛の光に導かれ、私たちの心も希望に満ちて、清純に、すくすくとはぐくまれていくように、との願いをこめたものとされる。 麦は、聖句「一粒の麦が地に落ちて、死ねば多くの実を結ぶ。」の心をあらわしていて、私たちの真心の犠牲によって、他人に、平和と救いの豊かなみのりをささげるようにとの願いをこめたものとされる。
[編集] Marie Auxiliatriceマークについて
Marie Auxiliatriceとは、フランス語で援助マリアという意味。これは暁の星学院の設立母体である援助マリア修道会の名称であると同時に、全ての人の母として力強い助けの手を差しのべる聖母マリアをあらわす言葉である。小舟は、私たちの人生は、大海に浮かぶ小舟のように困難や危険に満ちているが援助マリアの助けで勇気と希望をもって永遠の幸せの港へと航海してゆく、という人生航路を象徴している。