石原純
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石原 純(いしわら あつし(じゅん),1881年1月15日-1947年1月19日)は日本の理論物理学者・科学啓蒙家・歌人である。東北帝国大学助教授時代にヨーロッパに留学し、アインシュタインらのもとで学ぶ。1921年、女流歌人・原阿佐緒との恋愛事件により大学を辞職、以後は著作活動をおこなう。1922年、アインシュタインの来日公演の通訳をした。歌人としては伊藤左千夫らの、『アララギ』の発刊に加わり、自由律短歌の推進者となった。1931年から雑誌『科学』(岩波書店)の初代編集主任を務めた。
目次 |
[編集] 受賞歴
- 1915年:帝国学士院恩賜賞
[編集] 著書・訳書
訳書
- 『アインスタイン全集』全4巻(1922年)
著書
- 『相対性原理』(1921年)
- 『ぼくらの実験室』