田中直紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

田中直紀（たなかなおき、1940年 6月19日 - ）は日本の政治家、自由民主党所属の参議院議員、元衆議院議員。妻は田中眞紀子衆議院議員、岳父は田中角栄元首相。学歴は慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学位は政治学士(慶應義塾大学)。

**参議院議員田中直紀**
生年月日	1940年6月19日
出身地	本籍地:新潟県柏崎市出生地:石川県金沢市
最終学歴	慶應義塾大学法学部
学位	法学士(慶應義塾大学)
前職	日本鋼管新潟総合テレビ副社長越後交通代表取締役会長
役職	元・農林水産副大臣（第1次小泉内閣）
当選回数	（衆議院3回＋）2回
世襲の有無	二世父・鈴木直人義父・田中角栄
選挙区	新潟選挙区
所属党派	自由民主党（丹羽・古賀派）
党の役職	－
会館号室	参議院議員会館322号室
HPの有無	www.n-echigo.co.jp/naoki-tanaka/

[編集] 概要

父の鈴木直人は元熊本県知事で、衆議院、参議院の元議員。

現在の本籍地は新潟県柏崎市。

[編集] 来歴

石川県金沢市に生まれる。武蔵中学校・高等学校、慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、日本鋼管に勤務。1969年に田中真紀子と結婚して田中家に婿入り、鈴木姓から田中姓になる。

1983年に菅波茂の地盤を引き継いで、旧・福島3区より自民党公認で第37回衆議院議員総選挙に出て初当選。外務政務次官他を歴任するが、1996年の総選挙で坂本剛二（新進党）に敗れ、落選。

1998年の参議院議員選挙では妻・眞紀子の支援を受けて新潟選挙区より無所属で出馬し、当選。選挙後に自民党の追加公認を受ける。

1999年より、自民党「青少年を取り巻く有害な環境対策の推進に関する小委員会」において小委員長を務め、青少年有害社会環境対策基本法案を起草。2002年の第154通常国会への同法案提出を目指したが「表現の自由を侵害する」と言う世論の反対が強く、提出を断念した。

妻・真紀子が野党となって自民党を徹底批判するようになってからは、党の方針に逆らって真紀子を応援したり、またその応援を受けたりしたため自民党内での立場は微妙となり、2004年の参院選で再選されたものの、この時党県連に独自候補の擁立を行われたりした。 2005年には郵政民営化法案に反対したためさらに苦しい立場に追い込まれ、そのためか「適齢期」と言われながら未だに入閣出来ていない。