牛窓町
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牛窓町(うしまどちょう)は、岡山県南東部、邑久郡にあった町。人口7,545人、27.50 km2(2003年)。
西は岡山市、北は邑久町、東と南は瀬戸内海に面している。 古くから海上交通が栄え、江戸時代には朝鮮通信使の寄港地であった。 特に観光業に力をいれており、日本のエーゲ海と称している。
2004年には高校総体でセーリング競技の開催地となった。また、2005年国体のセーリング競技の開催地である。
2004年11月1日、邑久町・長船町と合併し、瀬戸内市誕生。「瀬戸内市牛窓町」となる。
[編集] 由来
神功皇后が三韓征伐の道中、この地で塵輪鬼(じんりんき=頭が八つの大牛怪物)に襲われたが弓で射殺。皇后が新羅からの帰途、成仏出来なかった塵輪鬼が牛鬼になって再度来襲、住吉明神が牛鬼の角をつかんで投げ倒した。この場所を牛転(うしまろび)といい、訛って牛窓になったという。
牛窓界隈には、伝説にまつわる浮かぶ島や神社等がある。
[編集] 産業
主な産業は、農業、漁業、観光業、バナナの叩き売り。
[編集] 観光
主な観光地には、牛窓オリーブ園、海遊文化館、本蓮寺、牛窓海水浴場、西脇海水浴場、牛窓ヨットハーバーなどがある。