牛原陽一
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牛原陽一(うしはらよういち、1924年3月25日-1977年2月7日)は昭和期の映画監督
熊本市に映画監督、牛原虚彦の長男として生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業後、1947年大映東京撮影所助監督部へ入社する。島耕二、木村恵吾監督らにつくが、1954年日活に移る。
田坂具隆監督らについた後、1958年、『野郎と黄金』で監督デビューする。以後、日活アクション映画黄金時代を支える監督の一人として石原裕次郎、小林旭主演作などを発表する。
1966年に日活を退社し、ジェトロなどの海外版PR映画の製作に携わり、1968年の『Great Buddha』は「ニューヨーク国際短編映画祭」で銀賞を受賞した。
[編集] 代表作
- 野郎と黄金(1958年)
- 鉄火場の風(1960年)
- 紅の拳銃(1961年)
- 渡り鳥故郷へ帰る(1962年)
- アリバイ(1963年)
- Great Buddha(1968年)