湯之谷温泉郷
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湯之谷温泉郷(ゆのたにおんせんきょう)は、新潟県魚沼市湯之谷地区にある温泉の総称(温泉郷)。小出地区から奥只見に向かう谷沿いに、葎沢(むぐらさわ)、芋川(いもがわ)、折立(おりたて)、大湯(おおゆ)、栃尾又(とちおまた)、駒の湯(こまのゆ)の各温泉が並んでいる。越後駒ヶ岳(標高2003m)の北隣にあり、晴れた日には駒ヶ岳の勇姿が間近に見える。
湯之谷温泉と名前がつく温泉は愛媛県西条市、鹿児島県霧島市・霧島温泉郷にもある。
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[編集] アクセス
- 鉄道 : JR東日本浦佐駅・小出駅から、大湯・栃尾又方面へ向かう路線バスが運行されている。本数が少ないので事前確認が必要。
- 車 : 関越自動車道小出ICより、国道352号または新潟県道50号小出奥只見線経由で約20分。
[編集] 泉質
[編集] 効能
※ 効能は万人に対してその効果を保障するものではない。
[編集] 温泉街
大湯温泉にはホテルや旅館が並んでいるが他は旅館の数も少ない静かな温泉。栃尾又温泉には『クアハウス栃尾又温泉』がある。ここの『寝湯』は、体温より低温の浅い湯に仰向きに寝転んでゆっくり浸かるものだが、退屈しのぎに(湯に浸かったまま)本を読んでいる人がいる。また、栃尾又温泉は子宝の湯としても知られる。
[編集] 歴史
大湯温泉は開湯以来800年の歴史がある。
栃尾又、駒の湯は1979年(昭和54年)3月27日、環境庁告示第12号により国民保養温泉地に指定されている。