清水信之
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清水 信之(しみず のぶゆき、1959年12月14日 - )は、日本のキーボーディスト、作曲家、編曲家である。元妻は歌手の平松愛理。
キーボーディスト、ギタリストとして知られ、ベースやドラムスなども演奏できるマルチプレイヤーとしても有名である。
[編集] プロフィール
・幼少時よりピアノを習う。なお小学生の時、同じクラスで同様にピアノを習っていたのが鳥山雄司であった。
・都立松原高校で後輩のEPO、佐橋佳幸らとバンド活動を行う傍ら、ミュージシャンの松岡直也に師事。清水がラテン系のアレンジに強いのはこの頃の経験によるものだとか。
・高校卒業後、スタジオミュージシャンとして活動を始める。
・1980年にアルバム『コーナートップ』でソロデビュー。
・高校の後輩であるEPOのデビューアルバムにアレンジャーとして参加。デビュー曲『DOWNTOWN』(シュガーベイブのカバー)は林哲司の手によるものであったが、アルバムの約半分のアレンジを手掛ける。
・1983年、EPOのシングル『う、ふ、ふ、ふ』が資生堂春のキャンペーンソングとなり大ヒット。清水のサウンドプロダクションもいわゆる『土曜の夜』サウンドとして高い評価を得る。EPOとのタッグは彼女のVIRGIN UK移籍によって一旦絶たれるも、90年代に入ってから再び共演している。
・1984年より大村憲司の後を受けて大江千里のアレンジを担当。同年11月発売のシングル『十人十色』が[[UHA味覚糖]「デートキッス」CM曲としてスマッシュヒット。翌1985年のアルバム『未成年』より、長きに渡ってのパートナーとなる。なお、後のライブツアーではなぜかベーシストとして参加したことも。
以降、音楽プロデューサー・アレンジャー活動を始める。
・1994年に歌手の平松愛理と結婚し一児をもうけたが2005年8月に離婚。
[編集] 主なヒット曲
- 吉川晃司『プリティ・デイト』
- 稲垣潤一『クリスマス・キャロルの頃には』『僕ならばここにいる』
- 平松愛理『部屋とYシャツと私』『戻れない道』
- 西脇唯『7月の雨なら』
- 岡村靖幸『SUPER GIRL』
- 高井麻巳子『メロディ』『約束』
- 渡辺美里『恋したっていいじゃない』
- 安部恭弘『ダブルイマジネーション』
- 河合奈保子『けんかをやめて』
- 倉田まり子『DAY BY DAY』
- ゴスペラーズ『ミモザ』
- EPO『う、ふ、ふ、ふ、』
- 竹内まりや『不思議なピーチパイ』
- 中山美穂『色・ホワイトブレンド』
- 池田聡『モノクローム・ビーナス』
- 小泉今日子『GOOD MORNING CALL』
- 大江千里『十人十色』
- SMAP『KANSHAして』『セロリ』
- 辛島美登里『あなたの愛になりたい』
- MISIA
- 中島美嘉
他多数