浜名バイパス
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浜名バイパス(はまなバイパス)は、静岡県浜松市から同県浜名郡新居町を結ぶ国道1号バイパスである(全線4車線)。このバイパスには、浜名湖と海の湖口を渡る浜名大橋がある。
豊橋浜松道路を構成する地域高規格道路のひとつである。潮見バイパスに接続することで、豊橋と浜松を約15~20分、中心市街地間では約40~60分で結ぶ。制限速度は80km/hとなっており、信号が全くなく、片側2車線なので、流れがきわめて良い。 遠州灘沿いの道路であり、その眺望のよさも有名である。
現在、通行料金は無料。自動車専用道路なので、125cc以下の二輪車は通行禁止となっている。
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[編集] 概要
- 起点:静岡県浜松市舞阪町舞阪
- 終点:静岡県浜名郡新居町新居
- 全長:12.7km
- 車線数:4車線
- 設計会社:日本構造橋梁研究所
[編集] 歴史
- 1978年3月24日:日本道路公団が管理する一般有料道路として供用開始。
- 2005年3月30日22時:国土交通省が日本道路公団よりバイパスを買い取る(国と静岡県が費用を負担)ことによって、藤枝バイパス・掛川バイパス・磐田バイパスと同時に無料開放。
[編集] バイパス通行時の注意事
- 制限速度は80km/hとなっているが無料解放前から走り慣れているドライバーなどは100km/hを大きく超える速度で走り、無料解放後は80km/hよりも遅い速度で走るドライバーも見られるようになったので速度差に十分に注意する必要がある。
- 遠州灘からの横風が強く吹き付ける時もあり、強風時には運転に注意を要する(特に自動二輪の場合)。
- 新居弁天ICでは以前はバイパス本線上に料金所があったため、一般道から本線に合流する際に通常の合流以上に注意する必要性はさほど無かったが、無料開放をされた現在、本線上にあった料金所が廃止、撤去され、新居弁天ICの構造がICからの流出・流入ともに道路構造が大きく変更された。現在は、道路構造上、一般道からバイパス本線に入流する場合、入流する車は本線との合流寸前の所で、バイパス本線から一般道へ流出する車と同じレーンを短い区間(およそ50mほど)ではあるが走らないといけない構造となっており、一般道から人流する車はここで本線から出る車を優先しなければならない。その為本線への合流する車にこの場所で一時停止が義務付けられている。又その一時停止の場所からバイパス本線までの加速車線が十分な加速が不可能なほど極めて短い。
- 坪井ICは信号機のある構造となっている。
[編集] 接続するバイパス
[編集] インターチェンジなど
- 大倉戸IC(潮見バイパス、国道1号現道、国道42号/浜松方面のみ接続)
- 新居弁天IC
- 馬郡IC(静岡県道49号細江舞阪線/豊橋方面のみ接続)
- 坪井IC(静岡県道65号浜松環状線)
- 篠原IC(浜松バイパス、国道1号現道、国道257号)