横浜市営バス磯子営業所
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横浜市営バス磯子営業所(いそごえいぎょうしょ)とは、磯子駅近くの磯子区森三丁目にあり、金沢区・磯子区南部・南区・港南区の一部を走る路線を広く担当している営業所である。
目次 |
[編集] 担当エリア
- 磯子駅・根岸駅から本牧・滝頭・横浜駅方面
- 磯子駅・新杉田駅から金沢区方面
- 磯子駅から上大岡駅・港南台駅方面
[編集] 営業所の歴史
- 1955年6月15日 浅間町営業所派出所として、当時は市電の車庫だった滝頭営業所敷地内に設置。
- 1956年7月1日 出張所に変更。
- 1961年10月1日 営業所に昇格。浅間町営業所の出張所だった日野出張所(現港南営業所)が磯子営業所の出張所になる。
- 1963年 南区下永谷町(現港南区芹が谷)に詰所設置。
- 1964年12月19日 現在地に移転。日野出張所が現在の港南営業所の場所に移転し、「南出張所」と改称される。
- 1965年12月10日 南出張所が営業所として独立。
- 1966年5月23日 85系統(磯子駅東口~水産公社前)運行開始。
- 1967年3月1日 85系統を磯子駅前~汐見台ストアー前~下水処理場にルート変更。
- 1971年3月10日 110系統運行開始。
- 1972年12月20日 61系統運行開始。
- 1973年5月12日 滝頭派出所が営業所として独立。
- 1983年9月25日 金沢派出所設置。61系統、99系統、110系統の一部を金沢派出所に移管。なお、これ以降市営バスでは派出所の設置は行なわれていない。
- 1991年5月10日 金沢派出所廃止。
- 2005年4月1日 58系統の磯子車庫前~みなと赤十字病院線を運行開始。
- 2005年12月26日 215系統新設。
- 2006年3月16日 110系統を全便横浜京急バスに移譲。64系統が港南営業所から移管される。
- 2006年9月30日 70系統の造船所前発着便、85系統の浜小学校前~磯子車庫前間廃止。
[編集] 現行路線
[編集] 4系統
- 磯子駅前~磯子車庫前~杉田~東富岡~金沢文庫~追浜駅前~追浜天神橋
ほぼ京急本線と並行して走っている数少ない横浜市外へ出る対キロ運賃路線の路線である。横浜京急バス追浜営業所との共管路線であるが、横浜京急バスは追浜車庫まで運転されている。区間便として始発終発に見られる金沢文庫発着、杉田発天神橋行、東富岡発磯子駅行がある。なお、路線再編成により2006年度中に横浜京急バスへ移譲される計画である。
もともとは横浜駅から浦舟町、磯子、富岡を経由して六浦(現在の雷神社前停留所付近)に至る路線であり、京浜急行電鉄(当時)と相互乗り入れの協定を結んで1949年2月1日より運行を開始した。当初は浅間町営業所の所管であったが、後に磯子派出所が設置されたため移管された。昭和30年代初頭に追浜駅前まで路線を延長し、さらに1959年4月1日に追浜本町2丁目へと延長した。当時の磯子出張所は現在滝頭営業所がある場所にあったため、出入庫便として、交通局前(現、滝頭)~横浜駅間、および交通局前~追浜間の運行も少数ながら存在した。1967年7月31日には横浜駅~杉田平和町間の折返し便の運行を開始した。1971年3月10日よりこの区間便を110系統として分割し、同時に4系統を磯子駅前~追浜本町2丁目間の運行に変更した。
[編集] 8系統
- 横浜駅前~桜木町駅前~日本大通り駅県庁前~中華街入口~山下ふ頭入口~小港橋~本牧原~横浜本牧駅~本牧車庫前(本牧営業所と共管)
- 横浜駅前~桜木町駅前~日本大通り駅県庁前~中華街入口~山下ふ頭入口~小港橋~本牧原~横浜本牧駅~本牧市民公園前~本牧車庫前(本牧営業所と共管)
本牧営業所の項を参照されたい
[編集] 58系統
- 横浜駅前~桜木町駅前~日本大通り駅県庁前~中華街入口~山下ふ頭入口~小港橋~本牧原~間門~根岸駅前~八幡橋~磯子駅前~磯子車庫前(本牧営業所と共管)
- 磯子車庫前~磯子駅前~八幡橋~根岸駅前~間門~本牧原~小港橋~みなと赤十字病院
- 2005年4月 58系統磯子車庫前~磯子駅前~みなと赤十字病院が開業する。
共管路線については本牧営業所の項を参照されたい。 磯子営業所単独で運行しているみなと赤十字病院発着便は、2005年4月に運行を開始した。ただし、平日日中のみの運転で、本数も1時間に1本と少ない。この路線は、復路(磯子車庫前行き)に限り、八幡橋停留所は、橋の手前(八幡橋交差点の手前)と先(ヤマダ電機の前)の2箇所に停車するため、降車の際は注意が必要。
[編集] 61系統
- 磯子駅前~磯子車庫前~新杉田駅前~杉田平和町~南部市場前~木材港入口~富岡バスターミナル
- 磯子駅前~磯子車庫前~新杉田駅前~杉田平和町~南部市場前~鳥浜町
- 新杉田駅前~杉田平和町~南部市場前~木材港入口~富岡バスターミナル~なぎさ団地~リネツ金沢
- 新杉田駅前→杉田平和町→南部市場前→木材港入口→富岡バスターミナル→並木中央→なぎさ団地→富岡バスターミナル→木材港入口→南部市場前→杉田平和町→新杉田駅前
- 新杉田駅前→杉田平和町→南部市場前→木材港入口→富岡バスターミナル→並木中央→金沢卸団地前→金沢工業団地→金沢卸団地前→なぎさ団地→富岡バスターミナル→木材港入口→南部市場前→杉田平和町→新杉田駅前
- 新杉田駅前→杉田平和町→南部市場前→木材港入口→富岡バスターミナル→なぎさ団地→金沢卸団地前→金沢工業団地→金沢卸団地前→並木中央→富岡バスターミナル→木材港入口→南部市場前→杉田平和町→新杉田駅前
- 2006年8月31日 一部区間の退出意向が神奈川県生活交通確保地域対策協議会に提出される。
メインは鳥浜町発着とリネツ金沢発着の便。ほぼ全線でシーサイドラインと並走している。このため収支は大幅な赤字となっている。その結果、2006年8月31日に横浜市交通局は当系統の食品団地~リネツ金沢、食品団地~金沢工業団地間の廃止意向が神奈川県生活交通確保地域対策協議会に提出され、その後、横浜市生活路線維持制度の適用を受け、一部運行区間を変更の上で、約2年間暫定運行される見通し。
[編集] 63系統
- 洋光台1丁目~打越~屏風ケ浦駅前~造船所前
- 汐見台ストアー前~屏風ケ浦駅前~造船所前
石川島播磨重工業の社宅とIHIマリンユナイテッド横浜工場を結ぶ路線。極僅かに汐見台ストアー発着の便が存在する。中門前~造船所前間は工場の敷地内の為、一般の旅客が利用する事は出来ない。
[編集] 64系統
- 磯子駅前~磯子車庫前~屏風ケ浦駅前~汐見台ストアー前~浜小学校前~笹堀~上大岡駅前~日野中央公園入口~清水橋~公園前~港南台駅
- 2006年3月16日 港南営業所から移管される。
港南営業所から移管された路線で、港南営業所時代は港南車庫前発磯子駅前行や、屏風ケ浦駅前発着便が存在した。 この路線は、神奈川中央交通が運行する64系統(磯子駅~上大岡駅)・港64系統(磯子駅~港南台駅)の2系統と並走する(神奈中港64系統は、清水橋~港南台駅間、横浜市営107系統と同じルートを通る)。ただし、共通定期券の取り扱いは行っていない。
[編集] 70系統
- 磯子駅前→屏風ケ浦駅前→汐見台ストアー前→汐見台2丁目→浜小学校前(レインボー入口)→浜小学校前→汐見台ストアー前→屏風ケ浦駅前→磯子駅前
- 2006年9月29日 造船所前発着の系統を廃止する。
一方循環線。汐見台ストアー前を出ると、右に曲がり、坂道が多く曲がりくねった汐見台団地の中を走る。なお、この路線に限り浜小学校前バス停は、2箇所に停車する。(1箇所は、汐見台中学校横の「浜小学校前(レインボー入口)」、もう1箇所は、保育園の裏にある「浜小学校前」)
[編集] 85系統
- 磯子車庫前~磯子駅東口~東京ガス前~下水処理場前
- 2006年9月29日 浜小学校~磯子車庫間を短縮する。
磯子駅を経由する路線で、唯一西口バスターミナルを経由しない。嘗ては浜小学校前発着の便も存在したが、2006年9月29日に浜小学校前~磯子車庫前間が廃止となり、翌日から現在の運行体系となった。磯子車庫前発の下水処理場行は、路線短縮により誕生。平日朝には、これまで通り、磯子駅東口始発の便も運行される。
区間便には東京ガス前発着の便も存在する。
[編集] 94系統
- 富岡バスターミナル~サブセンター前~金沢文庫~金沢区総合庁舎前
横浜京急バスとの共管の対キロ運賃路線で、平日と土曜に僅かに運行される。富岡バスターミナルを出たバスは、サブセンター前を右折せずに直進し、国道16号線へ入る。終点の金沢区総合庁舎前は国道から左折してすぐのところにある。復路は、町屋・寺前経由で来た道を戻る。2006年度中に横浜京急バスへ移譲される予定である。
[編集] 99系統
- 磯子車庫前~根岸駅前~和田山口~元町~中華街入口~日本大通り駅県庁前~桜木町駅前
- 2002年2月1日 みなとみらい線開業に伴い、一部区間で経路変更を行う。
- 2006年8月31日 神奈川県生活交通確保地域対策協議会に路線変更の意向を提出する。
磯子車庫及び磯子駅と桜木町駅を結ぶ路線の中では最も長い距離を走行する。2002年2月1日のみなとみらい線開業までは、山下町(タワー入口)経由ではなく、市庁前を経由していた。
2006年8月31日に神奈川県生活交通地域協議会に経路変更に関連した申請を出している。このなかでは、山下町~元町駅間を廃止し、麦田町~桜木町駅間は尾上町経由になることがうたわれている。
この路線は、復路(磯子車庫前行き)に限り、八幡橋停留所は、橋の手前(八幡橋交差点の手前)と先(ヤマダ電機の前)の2箇所に停車するため、降車の際は注意が必要。
[編集] 113系統
- 磯子車庫前~滝頭~吉野町駅~羽衣町~桜木町駅前
横浜市電の代替路線。当初は107系統を名乗っていた。桜木町駅前発滝頭止の区間便も存在するが、そちらは滝頭営業所の担当。
[編集] 117系統
- 新杉田駅前~杉田平和町~南部市場前~木材港入口~~幸浦1丁目~三菱金沢工場
三菱金沢工場への通勤路線。平日は全日運転されるが、土曜は朝のみの運行。休日運休。
[編集] 215系統
- 新杉田駅前→杉田坪呑中央→杉田台会館→大谷団地→杉田坪呑中央→新杉田駅
2005年12月26日に運行を開始した路線。小型バスで運行される。
[編集] 廃止路線
[編集] 70系統
- 磯子駅前→屏風ケ浦駅前→汐見台ストアー前→汐見台2丁目→浜小学校前(レインボー入口)→浜小学校前→汐見台ストアー前→屏風ヶ浦駅前→磯子駅前→磯子車庫前→造船所前
- 造船所前→磯子車庫前→磯子駅前→屏風ケ浦駅前→汐見台ストアー前→汐見台2丁目→浜小学校前(レインボー入口)→浜小学校前→汐見台ストアー前→屏風ヶ浦駅前→磯子駅前
かつて平日と土曜日の一部で、新杉田にある石川島播磨重工業の工場に勤務する社員の輸送のために、汐見台循環線で運行した後、そのまま造船所に向かう便があった。その逆で造船所前を始発とし、磯子駅前まで向かった後、汐見台循環線の運用につく便もあった。2006年9月30日廃止。
[編集] 85系統
- 浜小学校前~汐見台ストアー前~屏風ケ浦駅前~磯子車庫前~磯子駅東口~東京ガス前~下水処理場前
かつて平日朝夕と土曜日朝の一部で、浜小学校前を起終点とした便の運行があった。浜小学校前行きの浜小学校前バス停の降車場所は、70系統の「浜小学校前(レインボー入口)」と同じ場所で、そのバス停の反対側に降車専用が設けられていた。2006年9月30日廃止。
[編集] 110系統
- 横浜駅前~桜木町駅前~羽衣町~浦舟町~滝頭~浜~磯子駅前~磯子車庫前~杉田~杉田平和町
2006年3月16日まで京浜急行バス(分社後は横浜京急バスに運行委託)との共管路線であった。市バス撤退後は全便京浜急行バスによる運行(ただし横浜京急バスに運行委託)となった。区間便として磯子駅前、杉田発着便や、早朝に浜発杉田平和町行も存在した。
[編集] その他
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