森泰吉郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
森 泰吉郎(もり たいきちろう、1904年3月1日 - 1993年1月30日)は実業家、経営史学者、森ビルの創業者。
大倉高等商業学校(現東京経済大学)を経て、1928年東京商科大学(現一橋大学)卒業(上田貞次郎ゼミ)。
1932年京都高等蚕糸学校(現京都工芸繊維大学)教授、1946年横浜市立大学教授、1954年同商学部長。
横浜市立大学で教鞭を取りつつ、貸しビル業を営んでいたが、1959年、55歳で大学教授の職を辞し森ビル設立、不動産事業に専念する。バブル経済期にはアメリカの経済誌フォーブスの世界資産家ランキングに常に名を連ねた。
現森ビル社長森稔、森トラスト社長森章の父、現代美術作家森万里子の祖父。