桂きん枝
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桂 きん枝(かつら きんし、1951年1月15日 - )は大阪市西成区出身の落語家。本名は立入 勉三(たちいり べんぞう)。吉本興業所属。上方落語協会理事。
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[編集] 来歴・人物
[編集] 華やかなデビュー
1969年7月、桂小文枝(後の5代目桂文枝)に入門。一門では2番弟子となる。往年の人気番組毎日放送「ヤングおー!おー!」では弟弟子の桂文珍、月亭八方、林家小染(先代、故人)と共に「ザ・パンダ」として活躍。兄弟子三枝に次ぐ2番弟子で、要領の悪いところから「うっかり」と呼ばれ、最もかわいがられた愛弟子として知られる。芸名は苗字の立入から引っ掛けて「なんや立ち入り禁止みたいやな。」と小文枝がきん枝と命名。
[編集] 度重なるトラブル・そして破門宣告・芸能界休業・サラリーマン生活
私生活でもトラブルを起こしてしまった事もある。LSD疑惑、無免許運転の過ちを犯し、そして、1983年に、18歳未満の女子と夜間連れ添って歩いていたところを警察官に見つかり逮捕されるという事件(今で言う援助交際疑惑)を起こしたため、小文枝が激怒し、小文枝から破門宣告を受け、所属の吉本興業からも無期限謹慎処分も受けた。その為、1年間落語家を辞め芸能界を休業、サラリーマン(当時、FRIDAYに千里丘~山科を電車で通勤する姿が掲載された。)生活を余儀なくされる。
[編集] 破門解除・芸能界復帰・名前を変えての再出発
1年間に破門が解け、吉本に復帰し、芸能界にも復帰した。復帰の背景には、林家小染が亡くなった時に、きん枝が通夜に参列した時に号泣し、それを見た6代目笑福亭松鶴が、文枝に「もう許して上げたら」と進言したためである。もし、松鶴の進言がなかったら、きん枝は、復帰が出来なかったであろう。ある意味、きん枝にとって松鶴は命の恩人である。きん枝が「ナンバ壱番館」にゲスト出演していた時に話していた。復帰時に、小文枝は、きん枝ではやばいと言う事もあって、芸名を勝枝に改名させた。1986年、自ら2代目きん枝を襲名。
[編集] 現在
2002年には大阪市立大学経済学部2部に社会人入試で合格し、入学。現在も在学中である。また2004年3月前年の阪神タイガース優勝時の公約により24歳年下の看護師と結婚。翌年第1子誕生。前妻の間に1男1女がいるが、一般人のため、公表されていない。 現在は、主に関西のTV・ラジオなどで活躍中。
[編集] 出演番組
[編集] 現在
- 痛快!エブリデイ月曜(関西テレビ)
- ぶったま!(関西テレビ)
- ラジオよしもと むっちゃ元気!金曜(ラジオ大阪)
[編集] 過去
- プロポーズ大作戦 (朝日放送) - 「愛のキューピット」担当
- 三枝きよし興奮テレビ(毎日放送)
- おとなの絵本(サンテレビ)
- よしもとモーニングショー→よしもと爆笑モーニング(テレビ北海道)北海道ローカルでの放送だった
[編集] 出典
- タレントプロフィール - 吉本興業公式プロフィール
- 協会員プロフィール:桂きん枝 - 上方落語協会公式プロフィール
- 桂文枝「あんけら荘」きん枝入門 - 桂文枝公式サイト内の記事
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 桂きん枝の初めての子育て - 公式ブログ