柳原良平
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柳原 良平(やなぎはら りょうへい 1931年8月17日-)は、イラストレーター。
1954年京都市立美術大学卒業。壽屋(現サントリー)に入社。同社宣伝部で開高健、山口瞳とともにトリスウイスキーのCMを制作、柳原の描いたCMキャラクターのアンクルトリスが人気となり毎日産業デザイン賞、電通賞などを受賞。その後、サントリーが制作した「洋酒天国」に掲載したイラストも人気を呼ぶ。 1959年サントリー退社後、船や港をテーマにした作品を多く発表している。
1977年 横浜文化賞 1987年 運輸大臣賞 1990年 運輸省交通文化賞
商船三井、佐渡汽船、太平洋フェリー、東海汽船の海運各社から名誉船長の称号を贈られている。帆船日本丸の「帆船日本丸記念財団」理事
横浜在住だが、工房を置いた広島県の尾道市に「アンクル船長の館」というミュージアムが開設されている。
[編集] 著書
「良平の船の博物館」、「船旅を楽しむ本」、「船キチの記」、「良平の東京湾みなとスケッチ」など