柚希礼音
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柚希 礼音(ゆずき れおん)は宝塚歌劇団星組の若手男役スター。身長172cm。大阪市出身。愛称は「CHIE」。
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[編集] 略歴
- 9歳のとき、「仲のよかった友達がバレエを始めて遊んでくれなくなったので」という単純な動機からバレエを始める。当時から背が高く、小学6年生のときに一度バレエ教室の講師から宝塚志望をすすめられるが、当時は興味がなかった。
- その後もバレエを続けるが、四天王寺高校在学中に背が伸びすぎてしまい、バレエを断念。しかし、ダンス続行の意志は固く、両親の熱心なすすめもあり宝塚音楽学校受験を決意。音楽学校時代から、飛びぬけた素材であると、その潜在能力を高く評価されていた。
- 1999年3月、85期生として宝塚歌劇団に入団。同年『ノバ・ボサ・ノバ』で初舞台後、星組に配属。
- 2003年『王家に捧ぐ歌』で新人公演初主演。
- 2005年『それでも船は行く』で、バウホール公演初主演。
- 2006年『ベルサイユのばら』大劇場新人公演でフェルゼン役を、同本公演ではアラン役を、同東京本公演ではアンドレ役を演じた。
[編集] スター像
高い技術を持ち、安心して場を任せることのできる貴重なダンサー型男役。
1999年6月月組公演『ノバ・ボサ・ノバ』新人公演では、出世役と言われるドア・ボーイ役に抜擢される。 入団2年目(研2)であった2001年の『ベルサイユのばら2001』新人公演ではアンドレ役を演じるなど、早くから抜擢を受ける。
2003年『王家に捧ぐ歌』から2006年『ベルサイユのばら』まで5作連続で新人公演の主演を任され、星組の次代を担う男役スターとして、いっそうの活躍が期待されている。
[編集] 新人公演主演
- 2003年『王家に捧ぐ歌』(本役・湖月わたる)
- 2004年『1914/愛』(同上)
- 2004年『花舞う長安』(同上)
- 2005年『長崎しぐれ坂』(本役・轟悠)
- 2006年『ベルサイユのばら』(本役・湖月わたる)
計5回
[編集] バウホール公演主演
- 2003年 バウ・ワークショップ『おーい春風さん』
- 2005年 バウ・ミュージカル『それでも船は行く』(涼紫央とダブル主演)
- 2006年 バウ・ワークショップ『Young Bloods!!』
- 2007年 バウ・ミュージカル『Hallelujah GO! GO!』(予定)