東海林さだお
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東海林 さだお(しょうじ さだお、男性、1937年10月30日 - )は日本の漫画家、エッセイスト。本名は庄司 禎雄(しょうじさだお)。東京都杉並区生まれ。東京都立立川高等学校卒業、早稲田大学第一文学部ロシア文学科中退。園山俊二、福地泡介らと共に早大漫画研究会の創設メンバー。
1967年、週刊漫画TIMESの『新漫画文学全集』で連載デビュー。毎日新聞朝刊に連載の『アサッテ君』は2003年11月に連載1万回を達成した。一方、エッセイの分野でも活躍。週刊朝日にグルメコラム「あれも食いたい!これも食いたい!」を執筆中。食べ物を書かせたらこの人に勝る人はそういない。椎名誠との対談集も有名。なお椎名誠も丸かじりシリーズは高く評価している。日本におけるユーモアエッセイの一人横綱的存在であり、特に軽薄な言い回しを用いるとき、いささかもわざとらしさ、ぎこちなさ感じさせない点、年齢を考えると驚異的と言える。 サラリーマンを主役にした漫画を多数描いているが本人にサラリーマン経験は無く、またサラリーマンの知識が乏しい為、一般的なサラリーマンと価値観にずれが見られる。しかし、「役職では計れない人間の本質を書いている」というコメントを出しているように、東海林さだおはその事をまったく気にしていない。
週刊文春、週刊現代、オール読物、毎日新聞、週刊朝日の各連載はそれぞれ30年前後に及んでおり、おそらく複数の長期連載としては世界的にも類例がないと思われる。
[編集] 作品
<漫画>
- ショージ君(漫画サンデー)
- タンマ君(週刊文春)
- 登場人物
- タンマ・・・この漫画の主人公。
- サラリーマン専科(週刊現代)
- アサッテ君(毎日新聞)
- 登場人物(東海林ワールドの住人は東海林さだおの都合でキャラクターがころころ変わる為、ここに書かれた内容が常に正しいとは限らない。)
- 朝手春男・・・この漫画の主人公。ヒラのサラリーマンだが毎日仕事をせず同僚や上司達と共に会社で遊んでいる、安月給で小遣い0円、発泡酒を飲むのは恥ずかしい事だという思想を持ち、常にビールを渇望しているが普段は発泡酒しか飲ませてもらえない。しかし、回らない寿司屋に足しげくかよっている。
- 秋子・・・春夫の妻。家計が苦しいらしく、よく嘆いている。しかし家族には内緒でよく店屋物をたのんでは食べている。そのせいか、体重は増える一方。母の日のプレゼントを換金するなどドライな一面も。
- 夏男・・・春男の息子。小学校高学年。親の手伝いは屁理屈をつけやらない、よく親と一緒にわけのわからない事を言っては喜んで、お客がくれば小遣いをせびる、ごく普通な小学生。春男と区別が付かない事が多々ある。
- 冬美・・・幼稚園児。時折思い出したかのように登場する。
- マイ・・・猫。
- ニチ・・・犬、たまにポチ。
- 現在は4コマ漫画だが、一時期は8コマで掲載されていた時期もあった。アサッテ家の登場人物の氏名については一般公募で募集していた。
<エッセイ>