本橋哲也
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本橋哲也(もとはし てつや, 1955年-)は、日本の文学研究者。専門は、イギリス文学、カルチュラル・スタディーズ。
東京都生まれ。東京大学文学部卒業後、イギリス・ヨーク大学で博士号取得。東京都立大学人文学部助教授を経て、現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『カルチュラル・スタディーズへの招待』(大修館書店, 2002年)
- 『本当はこわいシェイクスピア――「性」と「植民地」の渦中へ』(講談社, 2004年)
- 『ポストコロニアリズム』(岩波書店[岩波新書], 2005年)
- 『映画で入門カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店, 2006年)
[編集] 訳書
- フランコ・モレッティ『ドラキュラ・ホームズ・ジョイス――文学と社会』(新評論, 1992年)
- J・M・クッツェー『敵あるいはフォー』(白水社, 1992年)
- キース・A・リーダー『フランス現代思想――1968年以降』(講談社, 1994年)
- ピーター・ヒューム『征服の修辞学――ヨーロッパとカリブ海先住民, 1492-1797年』(法政大学出版局, 1995年)
- ピーター・ストリブラス, アロン・ホワイト『境界侵犯――その詩学と政治学』(ありな書房, 1995年)
- サンダー・L・ギルマン『病気と表象――狂気からエイズにいたる病のイメージ』(ありな書房, 1996年)
- レイ・チョウ『ディアスポラの知識人』(青土社, 1998年)
- レイ・チョウ『プリミティヴへの情熱――中国・女性・映画』(青土社, 1999年)
- ピーター・ブルッカー『文化理論用語集――カルチュラル・スタディーズ+』(新曜社, 2003年)
- G・C・スピヴァク『ポストコロニアル理性批判――消え去りゆく現在の歴史のために』(月曜社, 2003年)
- アルンダティ・ロイ『帝国を壊すために――戦争と正義をめぐるエッセイ』(岩波書店[岩波新書], 2003年)
- ホミ・K・バーバ『文化の場所――ポストコロニアリズムの位相』(法政大学出版局, 2005年)
- ロバート・J・C・ヤング『ポストコロニアリズム』(岩波書店, 2005年)
- デヴィッド・ハーヴェイ『ニュー・インペリアリズム』(青木書店, 2005年)
- スティーヴン・モートン『ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク』(青土社, 2005年)
カテゴリ: カルチュラル・スタディーズ | 日本の学者 | 文学研究者 | 1955年生