木曾義康
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木曾 義康(きそ よしやす、1514年(永正11年) - 1579年(天正7年))は日本の戦国時代の武将で、信濃の国人木曾氏の当主。木曾義在の子。
1542年、父から家督を譲られる。その後は小笠原氏や村上氏、諏訪氏と手を結んで武田信玄と敵対し、1549年には侵攻してきた武田軍を鳥居峠で撃退するという大戦果を挙げている。
しかし1555年、武田軍が大挙して侵攻してくるとこれに降伏し、武田家の家臣となる。その後は子の木曾義昌の妻に信玄の娘を迎えるなど武田家の親族衆として義昌とともに、1560年には飛騨の三木氏を追い払うなど活躍している。