日曜笑劇場
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日曜笑劇場(にちようしょうげきじょう)は、ABC朝日放送と吉本興業の共同制作でで毎週日曜日12:00より放送されている番組。出演者は原則、吉本興業所属の旬のタレント芸人や大御所と、吉本新喜劇のメンバーを組み合わせてキャスティングされており、吉本新喜劇風の舞台コメディとして制作されている。
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[編集] 沿革
- 放送開始は、1975年4月。朝日放送はそれ以前にも、「スチャラカ社員」などを放送していたが、1970年代に入って途切れていた。それを、TBS系列からNET系列へとネットチェンジされたことを機に、復活させた。
- そもそもNETは「大正テレビ寄席」を放映し、腸捻転時代の毎日放送(MBS)テレビでも当初放送されながら、大阪の視聴者に江戸風の寄席に余りなじめなかった視聴者も多く放送を打ち切り、その後吉本の劇場中継(サモン・日曜お笑い劇場→花月爆笑劇場)を同じ大正製薬単独協賛(事実上の企画ネット番組)として放送していた。
- サモン・日曜お笑い劇場時代は、番組開始直後の1分間、吉本興業所属の旬の若手芸人によるコント形式の生コマーシャルを舞台上から送っていた。ちなみに、漫画トリオが担当した回に、横山ノックが「疲れを取り、体力をつける…」と言うべきところを「体力を取り…」と言ってしまい、続きのセリフを言うはずであったパンチ(後の上岡龍太郎)が何も言えず噴き出してしまったところて幕が降り、このときの一回限りで生コマーシャルの回を降ろされてしまったという逸話がある。
- 腸捻転解消後、協賛スポンサーごと番組を朝日放送に移動する形でこの番組が開始された。但しその後大正製薬は番組協賛から撤退。現在はノンスポンサー(パーティシペーション扱いでCMが行われる)となっている。
- 原則として吉本興業所有の大阪市内にある劇場での公開収録で行われる。(現在はなんばグランド花月)
- 第1作目は、シリーズ最長作品(8年)でもある「あっちこっち丁稚」
- 「寛平先生」と「なんじゃそら」の間(94年4月~95年3月)など、一時中断していた時期もある。
- 2005年で30周年を迎えた。
[編集] 現在放送中の番組
[編集] 現在放送している局
[編集] 過去に放送していた局
- 新潟テレビ21
- 富山テレビ(フジテレビ系)
- 日本海テレビ(日本テレビ系。ANN離脱後も一部作品を放送)
- 広島ホームテレビ(編成により同時ネット・土曜午後に遅れネット・非ネットの場合あり)
- 山口朝日放送
- 九州朝日放送
- テレビ熊本(フジテレビ系。熊本朝日放送開局前のANN加盟時代に放送)
他
[編集] 過去に放送されていた番組
- あっちこっち丁稚(主演・木村進 、間寛平、坂田利夫)
- 花の駐在さん(主演・桂三枝)
- やっさんのハチャメチャ捕物帳(主演・横山やすし)
- さんまの駐在さん(主演・明石家さんま)
- ハタラケ商事(主演・太平サブロー・シロー)
- 松ちゃん浜ちゃんの純情通り3番地((主演・ダウンタウン)
- ファンキーモンキー寛平先生がゆく!(主演・間寛平)
- なんじゃそら三人組(主演・石田靖、トミーズ雅、吉田ヒロ)
- ツッコメディ!痛快パラダイス(主演・石田靖)
- なんやモー目茶苦茶屋(主演・石田靖)
- 特ダネ野郎えぇチーム(主演・石田靖)
- 1、2、駐在さんダァ~!!(主演・石田靖)
- 開運コメディ 今日も大吉!パンパンパン(主演・陣内智則、フットボールアワー、キングコング)
など
[編集] 関連項目
- 吉本新喜劇
- Sunday!スクランブル(テレビ朝日及び一部ANN系列局で本番組の時間帯に放送)
- 九州街道ものがたり
- るり色の砂時計(以上2番組は九州地区のANN系列局で本番組の時間帯に放送)
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