新日本製鐵君津製鐵所
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新日本製鐵君津製鐵所(しんにっぽんせいてつきみつせいてつじょ)とは、千葉県君津市にある、新日本製鐵の世界最大級の銑鋼一貫製鉄所である。正式名称は新日本製鐵株式會社君津製鐵所(「社」は常用漢字体ではなく康煕字典体)である。
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[編集] 概要
- 敷地面積 1173万m²(東京ドーム約220個分)
- 従業員数 約2600人
- 年間粗鋼生産量は約1000万トン(国内第2位)
名古屋製鐵所、大分製鐵所に並ぶ新日鉄の主力製鉄所である。国内最大の消費地である関東地方を抱えている。
[編集] 生産品
[編集] アクセス
- JR内房線君津駅よりタクシーで10分。
- 東京駅八重洲口前から東京湾アクアライン高速バス、(京成バス・日東交通) 君津製鐵所下車。
- 羽田空港から東京湾アクアライン高速バス(京浜急行バス・日東交通)で約60分、君津製鐵所下車。
詳しくは君津製鐵所ホームページへ
[編集] 所内報「きみつ」
年に10回、社員や関連協力会社、OBや周辺住民、他社などに配布している新聞である。発行部数は11500部。日本経済団体連合会社内広報センターの「推薦社内報」に選ばれたことがある。
[編集] 沿革
- 1950年4月1日 過度経済力集中排除法により日本製鐵株式會社が八幡製鐵株式會社、富士製鐵株式會社など4社に分割される。
- 1965年 八幡製鐵が君津製鐵所を創立。
- 1968年 第一高炉火入れ。銑鋼一貫体制が確立。
- 1969年 第二高炉火入れ。
- 1970年3月31日 八幡製鐵と富士製鐵が合併し、新日本製鐵株式會社発足。
- 1971年 第三高炉火入れ。
- 1975年 第二高炉休止、第四高炉火入れ。
- 1976年 第一高炉休止。
- 1982年 第二高炉再火入れ。
- 1988年 第四高炉再稼働。
- 1989年 李鵬中国首相(当時)来訪。
- 1995年 天皇来訪。
- 2001年 第三高炉火入れ。
- 2003年 第四高炉三次火入れ。