新子安駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新子安駅(しんこやすえき)は、神奈川県横浜市神奈川区子安通2丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)京浜東北線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。改札は地上にあり、ここからホームまでは階段を下り地下道を通って行く。構内の売店としては、改札外正面の、NEWDAYS mini新子安1号店がある。みどりの窓口のない駅である(指定席券売機で指定席券が購入できる)。
- のりば
- ■京浜東北線・根岸線(南行) 横浜・桜木町・関内・磯子・大船方面
- ■京浜東北線(北行) 鶴見・川崎・品川・東京・上野・大宮方面
[編集] 利用状況
- 1日平均乗車人員 20,185人(2005年度)
[編集] 駅周辺
非常に複雑な立体地形になっている。まず西側に京浜東北線を含むJR各線の線路、東側に京急の線路がありその間に囲まれて駅の建物がある。
そして南側は行き止まりになっているが階段があり、これを上ると地域で「産業道路」と呼ばれている交通量の多い道に出る。ここを西側に行くと『オルトヨコハマ』という駅前再開発地域に出られる。さらに西に行くと国道1号と交わり、そのまま大口駅方面に続いている。「産業道路」をそのまま南に進むと大規模な工業地帯があり日本ビクター本社や日産自動車の工場、新日本石油の工場などがある。
北を向くと5m程の距離に歩道橋があり、これにより線路を越えて西側に出られる。歩道橋は更にオルトヨコハマまで続いている。また隣接の京急新子安駅に歩道橋からも地上からも行ける。距離は新子安駅から20m程である。なお歩道橋にはエレベーターとスロープがあるため、車椅子や自転車でも大丈夫である。
また、その歩道橋を下りて北の方へ進むと、県内有数の進学校である浅野中学校・高等学校にぶつかる。登下校の時間帯には、歩道橋が通学する学生でいっぱいとなる。
線路の東側へは京急新子安駅の地上入り口の前にある踏切から行け、東側には駅前ロータリーと「産業道路」への連絡道(ループ橋)があり、まっすぐ進むと50mほどで国道15号に出られる。
[編集] 路線バス
- 新子安駅西口(オルトヨコハマ)
- 新子安駅前(京急新子安駅前ロータリー)
- 横浜市営バス
- 1番乗り場
- <19> 新子安駅前(生麦先回り) ※平日夕のみ
- 2番乗り場
- <19> 鶴見駅前・生麦・新子安駅前(宝町先回り)
- 新子安(国道15号上)
- 横浜市営バス
- <24,86> 生麦
- <19> 新子安駅前 ※平日朝のみ
- <24> 横浜駅西口(港北小学校前経由)
- <24> 横浜駅西口(神奈川警察署前経由) ※1日1本のみ
- <86> 横浜駅前(神奈川警察署前経由)
- 横浜市営バス
[編集] 歴史
この駅は1943年(昭和18年)11月1日、鶴見駅と東神奈川駅の間に新しく開業した。この駅は通勤客の輸送に当たって必要とされたために開業したが、当時は折りしも太平洋戦争の末期であり、開業からしばらくはこの駅の開業の前日に廃駅となった中央本線の万世橋駅の備品をそのまま当駅で使用していたという。開業当初は日本国有鉄道の駅であったがその後1987年(昭和62年)に国鉄の分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となって現在に至っている。
- 1943年(昭和18年)11月1日 - 開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 指定席券売機を導入、有人の出札窓口を閉鎖とする。
[編集] その他
当駅ホームの特に鶴見駅寄りは東海道本線下りの撮影場所として、撮影を趣向とする鉄道ファンの間で有名であり、臨時列車等が通過する際はそれらの人達で賑わうことがある。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 鉄道駅関連のスタブ項目 | 横浜市の鉄道駅 | 日本の鉄道駅 し | 東日本旅客鉄道