斉藤孝
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斉藤 孝(さいとう たかし、 1928年 - )は、学習院大学名誉教授。専門は、国際政治史。
東京都生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業後、大学院では国際関係論を学ぶ。東京大学教養学部助教授を経て、1970年から1996年まで学習院大学法学部教授。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『第二次世界大戦前史研究』(東京大学出版会, 1965年)
- 『現代世界の史的考察――国際政治と日本』(東京大学出版会, 1966年)
- 『スペイン戦争――ファシズムと人民戦線』(中央公論社[中公新書], 1966年/中公文庫, 1989年)
- 『学術論文の技法』(日本エディタースクール出版部, 1977年)
- 『戦間期国際政治史』(岩波書店, 1978年)
- 『歴史学の周辺』(東京大学出版会, 1979年)
- 『スペイン・ポルトガル現代史』(山川出版社, 1979年)
- 『昭和史学史ノート――歴史学の発想』(小学館, 1984年)
- 『歴史と歴史学』(東京大学出版会, 1985年)
- 『国際政治の基礎』(有斐閣, 1988年)
- 『ヨーロッパの1930年代』(岩波書店, 1990年)
- 『歴史の感覚――同時代史的考察』(日本エディタースクール出版部, 1990年)
- 『歴史学へのいざない』(新曜社, 1993年)
- 『同時代史断片』(彩流社, 1998年)
[編集] 編著
- 『国際関係論入門』(有斐閣, 1966年)
- 『ヨーロッパ外交史教材――英文資料選』(東京大学出版会, 1971年)
- 『国際問題邦語文献目録――理論・歴史・現状』(日本国際問題研究所, 1974年)
- 『スペイン内戦の研究』(中央公論社, 1979年)
- 『歴史の思想――誰が歴史をつくるのか』(社会評論社, 1991年)
- 『20世紀政治史の諸問題』(彩流社, 1997年)
[編集] 共編著
- 『思索する歴史家・江口朴郎――人と学問』(青木書店, 1991年)
[編集] 訳書
- E・H・カー『両大戦間における国際関係史』(清水弘文堂, 1968年)
- S・J・ウルフ編『ヨーロッパのファシズム』(福村出版, 1974年)
- E・J・ホブズボーム『反乱と革命』(未來社, 1979年)
- ジョセフ・フランケル『現代国際理論』(東京大学出版会, 1979年)
- アーノ・マイヤー『ウィルソン対レーニン――新外交の政治的起源 1917-1918年』(岩波書店, 1983年)