手力雄神社 (岐阜市)
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手力雄神社 | |
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所在地 | 岐阜県岐阜市蔵前6丁目8-22 |
位置 | -- |
主祭神 | 天手力雄神 |
社格等 | 郷社 |
創建 | 貞観2年(860年) |
本殿の様式 | |
例祭 | 4月第2土曜日・10月22日 |
主な神事 |
手力雄神社(てぢからおじんじゃ)は、岐阜県岐阜市にある神社。
目次 |
[編集] 歴史
貞観2年(860年)に鎮座したと伝えられる。中世には美濃国が戦略上の要所であることから、度々戦火に見舞われた。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いに際しては、当社を祈願所としていた織田氏が西軍についたため徳川家康の襲撃を受け、神体などごく一部を除き全焼した。
元和年間(1615年~1624年)に本殿・拝殿などが再建され、幣殿・拝殿は明治期に再度造営されている。社殿は平成18年(2006年)9月現在新築工事中で、祭神は社務所内に遷座している。
なお、織田信長が永禄10年(1567年)に稲葉山城攻めの戦勝祈願をしたのは各務原市の手力雄神社である。当社から各務原市の手力雄神社までは、北東へ約1.5km(直線距離)しか離れていない。
[編集] 境内と周辺
- 本殿・幣殿・拝殿(平成18年9月現在は存在しない)
- 社務所
- 三の鳥居 朱塗り。道路の半分を占める。
- 二の鳥居 石造。
一の鳥居は、はるか大垣市赤坂にあるとされる。
[編集] 主な神事
- 2月22日 祈年祭
- 4月第二土曜日 春の大祭(火祭)
- 10月10日 秋の大祭
- 11月22日 新嘗祭
春の大祭は、火薬や花火を仕込んだ神輿を裸男が担ぎ、火の粉を浴びつつ境内を練り歩く豪壮なもので「火祭」として著名。300年余の歴史を誇り(火祭の神事は、昭和34年まで秋の大祭の一環として行われていた)、岐阜県の重要無形民俗文化財に指定されている。平成18年度の火祭は8月に行われた。
[編集] 交通アクセス
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日記 手力雄神社の火祭り 平成17年度の訪問記(音声あり注意)
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