張五飛
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張 五飛(チャン・ウーフェイ)は、アニメ『新機動戦記ガンダムW』『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場する架空の人物。アフターコロニー195年時点で15歳、身長156cm, 46kg。(声:石野竜三)
熱血漢で自分の正義「己が正義、立ち塞がり倒された者は全てが悪」という思考の基に行動する直情的な性格の持ち主。単独で戦うゆえの卑怯とも揶揄される効率的な作戦を行ったり、OZの罠を見抜くなど、無鉄砲に見える中にも高い計画性が伺える。乗機はシェンロンガンダム(のちに、アルトロンガンダム)で、コクピットに青龍刀を置いている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 劇中での活躍
[編集] 新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO
ギムナジウムに通う学生であり、それ故に争いや正義に対して冷めた目で見ていた。 戦士ではなく学者として将来を考えていた五飛だったが、竜老子の孫娘で、一族最強の看板を背負い自ら「ナタク」と名乗る娘・妹蘭(メイラン)と結婚することになる。 一族が決めた結婚に、また一族の人間として戦士らしからぬ態度をとる五飛に不満をもっていた妹蘭が持ちかけた手合わせにおいて五飛はこれを一蹴、自分より弱い妹蘭に一族最強を名乗るには相応しくないと追い打ちをかけた。その後、OZの攻撃からコロニーを守って妹蘭は命を落とす。元々正義に生きるつもりなどなかった五飛だが彼女の死により自分は正義に生きることを心に決め、彼女が守った愛機シェンロンガンダムをナタクと呼ぶようになる(ちなみにシェンロンガンダムの元々の名付け親も五飛本人である)。
[編集] 新機動戦記ガンダムW
本来のオペレーション・メテオのコロニー落としには反対の立場を取り(これはコロニー内部で妹蘭がお気に入りとし、彼女の死後、五飛がその墓を建てた花畑を失いたくなかったからである)、シェンロンガンダムと共に地球に降下。以降は常に単独行動を取っていた。揚子江河口に降下後、連合軍空母及び軍港湾施設を破壊、以降インダス補給基地などを襲撃しつつ西進、ルクレツィア・ノインの士官学校と新型MSトーラスの開発拠点を兼ねるアフリカ、ビクトリア基地を襲撃した。ニューエドワーズ戦後、逃亡するトレーズを殺そうと追撃、トレーズが座乗する客船に単身突入するが、剣での決闘に負けトレーズに借りを作ってしまう。その結果自信を消失し、戦う意義を見失いかけるがサリィ・ポォとの出会いが再び戦う意志を強くさせた。シンガポール宇宙基地よりデュオ、カトルと共に宇宙に上がった後は単独で宇宙要塞バルジに攻撃を仕掛けるなどOZへの反抗を続けるが、地上用で損傷著しいシェンロンガンダムの強化を目論んで、わざとOZに投降する。月基地でデュオと共に拘束されているところをガンダムパイロットを疎ましく思うツバロフの手によって排除されかけるが、レディ・アンの月基地攻撃の混乱に乗じて改修されたアルトロンガンダムと共に脱出、戦場に戻る。
月基地脱出後はアルトロンガンダムの調整も兼ねて故郷のL5コロニーに戻ったが、OZの襲撃に際し出撃したところで一族がコロニーごと自爆、戦闘には勝利するが悲惨な結果となる。このコロニーの自爆で妹蘭の墓も失われてしまう。 その後は最後まで一人で戦うことを貫こうと単独でOZ、ホワイトファングに対して攻撃を仕掛けるていたが、ウイングガンダムゼロに乗ることをヒイロに薦められ、その際ゼロシステムにより皆と戦ったほうが良いと悟り、以後行動を共にすることとなる。ピーズミリオン艦内ではデュオとトロワのチェスの勝負に割り込んだり、カトルの作戦指揮に従うなど、意外のほか上手くメンバーに馴染んでいた(彼は小説版では仲間では無いといってはいたがまんざらでも無いらしい)。また、最終決戦においてヒイロにツインバスターライフルを届ける役回りを演じ、結果的にウイングゼロによるリーブラの大気圏突入阻止の支えることになる。また、宿敵と目するトレーズのトールギスIIと単独で決闘を挑み、これを破るもトレーズがわざと敗北、戦死ししたとも取れる行動を取ったため「勝ち逃げ」と称し、2度目の精神的な敗北を味わう事になった。
[編集] 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
トレーズとの決闘から1年後、様々な出来事から戦士の生きる道がなくなったことや、大戦後安穏と平和を享受する市民への強い嫌悪、拭いきれないトレーズへの敗北感から自ら悪となり正義を確かめると言う行動に出る。その結果アルトロンガンダムと共にマリーメイア軍に参加、ヒイロとコロニーX-18999内部、及び衛星軌道上と2度にわたって対決する。しかし、ヒイロに再び悲劇を繰り返すのかと問われ、自分がやっていることはOZと変わらないということを悟り、ブリュッセルにて自らの意志で立ち上がった人々を見てトレーズに対する葛藤にピリオドを打つ。その後、他のガンダムパイロット達とは別の場所(竜一族の故郷)でアルトロンガンダムを自爆、機体に宿る妹蘭の魂の安らかな眠りを願うと共に、その場に現われたサリィ・ポォの誘いに応じてプリベンターに所属する事になった。
[編集] PREVENTER・5(『新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO』収録)
サリィと共にプリベンターとして活動していたが、リリーナが人質に取られる立てこもり事件が発生し、人質の救出を望むサリィに他のガンダムパイロット達を集める事を提案、トロワがいるサーカスやカトルの実家に自ら赴き、協力を依頼、サリィの依頼でやってきたデュオと自ら彼らの元に現われたヒイロとも合流し人質奪還に動き出す。
[編集] 主な搭乗機
- XXXG-01S シェンロンガンダム
- XXXG-01S2 アルトロンガンダム
- XXXG-01S2 アルトロンガンダムカスタム
[編集] その他の搭乗機
- XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ