廣島日出国
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廣島 日出国(ひろしま ひでくに、1937年11月18日 - )は、沖電気陸上競技部総監督、元マラソン選手、元旭化成陸上部監督。宮崎県東臼杵郡北郷村(現・美郷町)出身。男子マラソンの元日本記録保持者で旭化成の先輩だった廣島庫夫は叔父に当たる。
中学卒業後、九州一周駅伝に憧れ長距離を始める。旭化成に入社後1965年の福岡国際マラソンで優勝、東京オリンピックの候補にも選ばれたが出場には至らなかった。特に指導者としての活躍は著しく、旭化成監督時代には宗茂・宗猛・谷口浩美・森下広一などの数多くの名選手を発掘し育て、全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)では6連覇するなど、旭化成の黄金時代を作り上げた。
1988年に旭化成を退社し、長距離チームを設けたばかりの沖電気宮崎陸上部(当時)監督に就任、ここでも全日本実業団対抗女子駅伝で3度優勝に導いている。2002年には監督の座を谷口浩美に譲り総監督に就任した。
[編集] 著書
- 『天に向かって走れ』(聞き書き・金子麻理著)
- 福岡国際マラソン優勝者
- 第19代
-
- 先代:
- 寺沢徹
- 次代:
- マイク・ライアン