平岡宕峯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平岡 宕峯(ひらおか とうほう、本名:平岡 静人(ひらおか しずと)、1896年8月24日 - 1994年7月20日)は、清風学園・清風南海学園創立者で、現在も清風学園では校祖、清風南海学園では学父、清風情報工科学院では学園創設者として崇められている。広島県呉市下蒲刈町出身。仏教大学仏教学部卒業。勲三等瑞宝章。名誉哲学博士号(韓国円光大学より)。高野山真言宗大僧正。大阪府私学連合会会長も務めた。
江間俊一に師事。生前は毎年法隆寺に参拝し、また、学園存続のため伊勢神宮に50日の願掛けをするなど、神仏両面に信仰の篤い人であった。その精神は今でも清風学園の教育の中に生きている。
[編集] 著書
- 「般若心経の信仰」(創元社)
オリンピックに体操選手を輩出して、全国にその名を知られる清風学園・清風南海学園の創立者、平岡宕峯師が、般若心経を中心に、仏教のこころを説く。高野山真言宗の思想のみでなく、広く仏教全般にわたり、自己の信仰や法話もまじえて平易に語る。清風学園の建学の精神を語る本として、好評を得てきた。私の信仰、九識について、般若心経、腹式呼吸、法話の五章。
- 「すずめの子 : みんなで教育を考えよう : 育てよう!子どもの夢を」(学園書房)
平岡 宕峯他数人の共著。滑川道夫他数人による編。