岩明均
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岩明 均(いわあき ひとし、本名、岩城 均、男性、1960年7月28日 - )は、日本の漫画家。東京都出身。和光大学中退。
1985年、ちばてつや賞に入選した『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」(講談社)に掲載され、デビュー。主に「月刊アフタヌーン」などの講談社の雑誌で活動。代表作に『寄生獣』など。デビュー前は、上村一夫のアシスタントをしていた。
『寄生獣』で1993年に第17回講談社漫画賞、1996年に第27回星雲賞コミック部門受賞。
漫画家の須賀原洋行とは親交があり、それもかなりの仲。「月刊アフタヌーン」でともに連載していたことも事もあり、『よしえサン』の単行本巻末に特別寄稿として、須賀原をモチーフにした読切作品を掲載した事もある。一方須賀原も『寄生獣』単行本巻末に読切「寄生OL」を特別寄稿。さらに岩明均を『それはエノキダ!』の主人公「榎田保」のモデルにしている。
[編集] 略歴
- 1985年 - 『ゴミの海』がちばてつや賞に入選しデビュー。
- 1990年 - 「月刊アフタヌーン」で、『寄生獣』の連載を開始。(-1995年)
- 1993年 - 第17回講談社漫画賞受賞。(『寄生獣』)
- 1996年 - 第27回星雲賞コミック部門受賞。(『寄生獣』)
- 2003年 - 「月刊アフタヌーン」で、『ヒストリエ』の連載を開始。
[編集] 単行本リスト
- 風子のいる店(1986年-1988年、モーニングKC(講談社)。全4巻。1995年、講談社漫画文庫から再版)
- 骨の音(1990年、モーニングKC。ISBN 4-06-102696-8。2003年、KCDX(講談社)から新装版が発売)
- 寄生獣(1990年-1995年、月刊アフタヌーン連載。1990年-1995年、アフタヌーンKC。全10巻。2003年、KCDXから完全版が発売)
- 七夕の国(1997年-1999年、ビッグコミックス(小学館)。全4巻。2003年、ビッグスピリッツコミックススペシャル(小学館)から完全版が発売)
- 雪の峠・剣の舞(2001年、KCDX。ISBN 4-06-334387-1。2004年、講談社漫画文庫から再版)
- ヘウレーカ(2002年、ジェッツコミックス(白泉社)。ISBN 4-592-13500-8)
- ヒストリエ(2004年-、アフタヌーンKC(講談社)。既刊3巻)
また、「ネオデビルマン」に岩明均の1編が収録されている。
[編集] 関連書籍
- 生命をめぐる冒険 進化・ミーム・コンピュータ(佐倉統著。1998年、河出書房新社。ISBN 4-309-25095-5)
- 『寄生獣』論から人工生命や情報などのテーマを説き起こした論考。
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