岡部長盛
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岡部 長盛(おかべ ながもり、1568年(永禄11年) - 1632年12月13日(寛永9年11月2日))は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将(大名)。岡部正綱の嫡男。官位は内膳正。
1583年、父の死により家督を継いだ。翌年の小牧・長久手の戦い、1585年の鳥居元忠を大将とする信州上田城攻めでの真田昌幸との対戦などに参戦した。1590年、徳川家康が関東に移封されたとき、それまでの戦功を賞されて下総国山崎に1万2000石を与えられた。1600年の関ヶ原の戦いでは、下野国黒野城の守備につき、上杉氏の南下に備えた。
1609年、丹波国亀山3万2000石に加増移封された(のち、2000石加増を受け、合計4万石)。1615年、大坂夏の陣で功績を挙げ、同国福知山5万石に加増移封された。1624年、美濃国大垣5万石へ移封される。
1632年11月2日、65歳で死去。墓地は岐阜県揖斐郡揖斐川町の瑞厳寺。家督は長男の岡部宣勝が継いだ。
武勇に優れ、「岡部の黒鬼」と称された。