岡崎城
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岡崎城大手門 | |
通称 |
龍城 |
城郭構造 |
梯郭式平山城 |
天守構造 |
複合連結式望楼型3重3階 |
築城主 |
西郷稠頼 |
築城年 |
1452年 |
主な改修者 |
松平清康 |
主な城主 |
松平氏、本多氏、水野氏 |
廃城年 |
1873年 |
遺構 |
石垣、堀、復元天守・門 |
岡崎城(おかざきじょう)は、三河国額田郡岡崎(現在の愛知県岡崎市康生町)にあった城。別名、龍城。徳川家康生誕の地として有名である。
戦国時代から安土桃山時代には徳川氏の持ち城、江戸時代には岡崎藩の藩庁であった。昭和の再建後、岡崎城周辺は岡崎公園として整備され、市民の憩いの場になっている。日本さくら名所100選に選ばれた桜の名所であり、名物の八丁味噌を使った田楽料理を食べられる店などがある。
目次 |
[編集] 旧岡崎城(明大寺城)
享徳元年(1452年)に、西郷頼嗣が築城。
菅生川(乙川のこと、菅生神社(北岸にある)の前にあることから)南岸の明大寺にあった。
[編集] 新岡崎城(現在の城地)
松平清康によって、西郷氏築城の龍頭山の砦を改修拡張整備して、こちらを岡崎城と呼び替えた。現在地の岡崎城。
[編集] 歴史
- 1452年 西郷稠頼が築城
- 1524年 松平清康が入城
- 1542年 城内で徳川家康が生まれる
- 1570年 松平信康(家康の長男)が城主となる
- 1590年 田中吉政が城主となる
- 1601年 本多康重が城主となる
- 1611年 本多康紀が城主となる
- 1623年 本多忠利が城主となる
- 1645年 本多利長が城主となる
- 1645年 水野忠善が城主となる
- 1676年 水野忠春が城主となる
- 1692年 水野忠盈が城主となる
- 1699年 水野忠之が城主となる
- 1730年 水野忠輝が城主となる
- 1737年 水野忠辰が城主となる
- 1752年 水野忠任が城主となる
- 1762年 松平康福が城主となる
- 1769年 本多忠粛が城主となる
- 1777年 本多忠典が城主となる
- 1790年 本多忠顕が城主となる
- 1821年 本多忠考が城主となる
- 1835年 本多忠民が城主となる
- 1869年 本多忠直が城主となる
- 1871年 廃藩置県により城内に県庁が置かれる
- 1872年 県の統合により県庁が名古屋に移転
- 1873年 取り壊しが始まる
- 1959年 天守が復元される
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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