山鹿温泉
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山鹿温泉(やまがおんせん)は、熊本県山鹿市(旧国肥後国)にある温泉。毎年8月に催される「山鹿灯籠まつり」が有名。
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[編集] アクセス
- 自家用車の場合:熊本市・福岡市・久留米市方面から国道3号、菊池市方面から国道325号(国道443号)、柳川市、瀬高町方面から国道443号。
- バスの場合:肥後大津駅から熊本電鉄バス、九州産交バス山鹿行きで約1時間10分、瀬高駅から九州産交バス山鹿行きで約1時間。または熊本交通センターより九州産交バスで約1時間7分。玉名駅より九州産交バスで約52分。
[編集] 泉質
- アルカリ性単純泉
非常に滑らかで美肌効果があるといわれる。
[編集] 温泉街
旅館、ホテルは約20軒で、規模は県内有数。また、歴史の古い温泉街だけに、風情を強調しており、明治時代には道後温泉を倣って温泉街を作ったといわれる。市街地の中にありながら、露天風呂や浴室に工夫が凝らされており、情緒豊かである。湯量が多いために、共同浴場のほか温泉プール(プールは現在閉鎖中)なども設けられている。また、八千代座は1910年に建てられた芝居小屋で、観光名所の一つ。
[編集] 歴史
山鹿温泉は熊本県内で最も歴史のある温泉地の一つであると言われ、伝説によると、保元の乱で京都から敗走した宇野親治が山狩りをしていたところ、傷を負った鹿が湯に浸かっているのを見て、この温泉を発見したとされる。温泉名の山鹿もこの開湯伝説に因む。
承平年間に記された『倭名類聚抄』に既に山鹿の名が載っており、平安の昔から美肌の湯として知られていたといわれている。
宿場町としても繁栄した江戸時代には「山鹿千軒たらい無し」と謳われるほど賑やかであった。宇野親治が鹿を発見した場所に城主の湯屋が設けられ、御前湯が置かれた。
1923年~1960年まで山鹿温泉鉄道が営業していたが、水害により廃線した。
[編集] 関連項目
- 山鹿市内の温泉
- 平山温泉
- 熊入温泉
[編集] 外部リンク
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