山陰中央新報
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山陰中央新報(さんいんちゅうおうしんぽう)は、山陰中央新報社が発行する新聞である。朝刊のみで、発行部数は約18万部(2004年末)。
島根県と鳥取県(山陰地方)を主要なサービスエリアとする地方紙。広島市中心部にもわずかではあるが、宅配する。
前身は、自由民権運動の機関紙として創刊された『山陰新聞』。しかし、後発の『松陽新報』との競争に敗れ経営に行き詰まり、1940年には読売新聞の傘下に入る(会長には正力松太郎が就任)。プロ野球の公式試合や「独伊軍事映画の夕」などを開催、部数を伸ばす。 1941年、戦時報道統制により、『山陰新聞』と『松陽新報』が合併、『山陰新報』となる。1945年12月に読売新聞との合同が解消され、翌年2月には正力が会長を辞任する。1952年に『島根新聞』に複題した後、1973年に現在の題号となる。
2004年1月から島根大学漫画研究会と連携し、週1回学生による4コマ漫画または1ページ漫画を連載するという試みを行なっている。日刊の新聞で学生による漫画の連載は非常に稀な事である。
目次 |
[編集] 本社
島根県松江市殿町383 山陰中央ビル6階
[編集] 支社
- 東京
- 大阪
- 広島
[編集] 総局
[編集] 支局
[編集] 通信部
[編集] 発行所
[編集] 印刷所
ひかわ製作センター(斐川町)
[編集] 番組表
- テレビ番組表は最終面掲載のメインテレビ面と、中面掲載の第2テレビ・ラジオ面に分かれている。
- メインテレビ面 NHK松江放送局(総合テレビ、教育テレビ)、山陰中央テレビジョン放送、山陰放送、日本海テレビジョン放送の各局をフルサイズ、またNHK衛星第1テレビジョン、NHK衛星第2テレビジョンと関西広域局のABC、広島県の広島ホームテレビ、岡山県・香川県のテレビせとうちをハーフサイズで掲載。ただし、鳥取県向けは、NHK総合の欄に一部、鳥取放送局の番組も併記される。
[編集] 関連紙・雑誌
- 山陰経済ウイークリー
[編集] 関連団体
- 山陰中央テレビジョン放送
- テレビ新広島
- エフエム山陰(山陰中央新報提供ニュースを放送中)
[編集] 外部リンク
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