山崎猛 (彫刻家)
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山崎猛(やまざき たけし、1930年 - 1998年)は、茨城県高萩市出身の彫刻家。茨城大学名誉教授。美術団体「一陽会」の常任委員も勤めた。
茨城県立日立第一高等学校、茨城大学教育学部美術科を卒業。
1971年にローマへ留学。蝋型によるブロンズ鋳造の技法を学ぶ。
初期の名作「とうりゃんせの像」(1960年)は、北茨城市磯原の二ツ島公園に設置されている。また、旧・茨城県章を1966年にデザインしたほか、高萩市制20周年記念の彫刻「愛の賛歌」(1974年)、水戸市制100周年記念の彫刻「常陸山」(1989年)などを制作。
特に生地である茨城県高萩市内には、市内各所に彼のブロンズ像約40点が設置されている。
[編集] 受賞暦
- 1979年、第25回 一陽展でオペリスク賞を受賞。
- 1984年、第3回 高村光太郎大賞展で美ヶ原高原美術館賞を受賞。
- 1986年、第1回 ロダン大賞展で特別優秀賞を受賞。
- 1987年、第2回 現代日本具象彫刻展で大賞を受賞。
- 1988年、第2回 ロダン大賞展で優秀賞を受賞。
- 1996年、第32回 天心記念茨城賞を受賞。
[編集] 著作
- 蝋型ブロンズ その技法と教材化(茨城新聞社)