小沢駅 (北海道)
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小沢駅(こざわえき)は、北海道岩内郡共和町小沢にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。かつては岩内線が接続していた。
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[編集] 駅構造
- 島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。かつては多くの側線を持っていたため、ホームと駅舎の間には線路をはがした跡地が広がり、跨線橋は非常に長い。のりばは2番のりばと3番のりばのみ。駅舎の前が旧1番のりばで岩内線ホームだった。
- のりば
- 2番のりば - 函館線下り 小樽方面
- 3番のりば - 函館線上り 長万部方面
[編集] 駅周辺
- 小沢郵便局
- 共和町役場小沢出張所
- 小沢体育館
- ワイス温泉
- 国道5号
[編集] 歴史
- 1904年7月18日 開業。
- 1912年11月1日 岩内軽便線が当駅から岩内まで開通(全通)。
- 1922年9月2日 岩内軽便線が岩内線に改称される。
- 1984年2月1日 岩内線の貨物営業が廃止される。
- 1985年7月1日 岩内線全線廃止。
- 1987年4月1日 国鉄民営化に伴い北海道旅客鉄道に承継される。
- 1992年4月1日 簡易委託廃止、完全無人化。
[編集] トンネル餅
- 小沢駅付近のトンネルが開通した頃から作られ始めたトンネル餅が名物である。以前は、駅で売られていたが、現在は、駅前の国道5号に面した末次商会製菓部にて販売されている。
- 10個入り400円。駅弁同様に行木でできた折りに詰められている。
- 既に、駅構内で販売しているものではないこと、中身が御飯、麺類ではなくすあまであることから駅弁として扱うことには異論を挟む余地はあるが、パッケージに小沢駅の文字が残ること、100年を越える歴史を有することなどを踏まえて、雑誌の記事などでは駅弁として扱われることが多い。