小柳美奈子
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小柳 美奈子(こやなぎ みなこ、1965年 - )は、日本のピアニスト。新潟県上越市出身。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。ピアノを安川加壽子、梅谷進、秦はるひに師事。サクソフォン奏者須川展也の妻であり、伴奏者を務めている。
[編集] 人物
従来の「伴奏」というイメージを変えてしまうとの定評を持つアンサンブル・ピアニスト。さまざまなプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を多くのリサイタル、レコーディング等で発揮している。
にこにこ楽しそうに演奏する姿が印象的。
伴奏で有名だが、ソリストとしても吉松隆作曲のピアノ曲集「夢の動物園」から第1集、第2集(この2集には磯田健一郎の楽曲も含まれる)を各1枚のCDでリリースしている。また、山口多嘉子(パーカッション)とのデュオ〈パ・ドゥ・シャ〉のメンバーでもあり、2005年にデビュー・アルバムをリリースしている。
山口と共に大の猫好きであり、ユニット名〈パ・ドゥ・シャ〉(意味は「猫の足跡」)はその事にちなんでつけられた。
自宅でも「にゃ」という名の三毛猫を飼っている。須川展也のフォトブック「音楽しか考えられなかった」によれば、その猫がたびたび家にやって来るので夫婦で可愛がっていたのだが、ある日須川がほろ酔いの勢いでつい家に入れてしまい、そのまま飼う事になったらしい。「にゃ」は彼のブログ「Suger Time」にたびたび登場している。
トルヴェール・クヮルテットの霧島市での演奏会の晩、ホテルでどんちゃん騒ぎを始めた4人に、「いい加減にしなさい!!!」と怒鳴ったという。