宮里政玄
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宮里政玄(みやざと せいげん, 1931年-)は、日本の政治学者。琉球大学名誉教授。専門は、アメリカ外交史、日米関係。
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[編集] 経歴
沖縄県今帰仁村生まれ。琉球大学を中退し、アメリカ合衆国・マスキンガム大学に留学。琉球銀行勤務を経て、オハイオ州立大学大学院に留学し、1961年、博士号取得。琉球大学法文学部助教授・教授、国際大学教授、獨協大学法学部教授を経て、現在、沖縄対外問題研究会代表を務める。
2001年、『日米関係と沖縄』で第29回伊波普猷賞を受賞。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『アメリカの沖縄統治』(岩波書店, 1966年)
- 『アメリカの対外政策決定過程』(三一書房, 1981年)
- 『アメリカの沖縄政策』(ニライ社, 1986年)
- 『米国通商代表部(USTR)――米通商政策の決定と代表部の役割』(ジャパン・タイムズ, 1989年)
- 『日米関係と沖縄 1945-1972』(岩波書店, 2000年)
[編集] 編著
- 『戦後沖縄の政治と法――1945-72年』(東京大学出版会, 1975年)
- 『アジア・太平洋における国際協力――日本の役割』(三嶺書房, 1998年)
[編集] 共編著
- (有賀貞)『概説アメリカ外交史――対外意識と対外政策の変遷』(有斐閣, 1983年/新版, 1998年)
- (渡辺昭夫)『サンフランシスコ講和』(東京大学出版会, 1986年)
- (国際大学日米関係研究所)『日米構造摩擦の研究――相互干渉の新段階を探る』(日本経済新聞社, 1990年)
- (臼井久和)『新国際政治経済秩序と日米関係』(同文舘, 1992年)
- (国際大学日米関係研究所)『アメリカの多元的変化と日本』(同文舘, 1993年)
- (大内浩)『日米関係の再構築――協調と対立をこえて』(同文館, 1993年)
- (国際大学日米関係研究所)『クリントン政権の内政と外交』(同文館, 1994年)
[編集] 訳書
- P・ウッドリング『アメリカの大学――巨大化の苦悩』(東京大学出版会, 1971年)
- K・J・ホルステイ『国際政治の理論』(勁草書房, 1972年)
- グレアム・T・アリソン『決定の本質――キューバ・ミサイル危機の分析』(中央公論社, 1977年)
- マイケル・M・ヨシツ『日本が独立した日』(講談社, 1984年)
- I・M・デスラー『貿易摩擦とアメリカ議会――圧力形成プロセスを解明する』(日本経済新聞社, 1987年)