宮崎県総合運動公園硬式野球場
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宮崎県総合運動公園硬式野球場 (サンマリンスタジアム宮崎) |
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Sun Marine Stadium Miyazaki | |
施設統計 | |
所在地 | 宮崎県宮崎市大字熊野1443-12(宮崎県総合運動公園内) |
開場 | 2001年 |
所有者 | 宮崎県 |
管理・運用者 | 宮崎県スポーツ施設協会(指定管理者) |
グラウンド | 内野:クレー舗装及び天然芝 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔 - 6基 |
設計者 | |
使用チーム、大会 | |
読売ジャイアンツが春季・秋季キャンプ地として使用 | |
収容能力 | |
30,000人 | |
規模 | |
グラウンド面積:14,332m² 両翼:100 m 中堅:122 m |
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フェンスの高さ | |
m |
宮崎県総合運動公園硬式野球場(みやざきけん・そうごううんどうこうえん・こうしきやきゅうじょう)は、宮崎県宮崎市の宮崎県総合運動公園内にある野球場。単に宮崎県営野球場という通称でも呼ばれる。愛称 サンマリンスタジアム宮崎。施設は宮崎県が所有し、宮崎県スポーツ施設協会が指定管理者として運営管理を行っている。
目次 |
[編集] 歴史
以前、宮崎市内には2つの硬式野球場が存在した。ひとつは市街地北部、宮崎神宮に程近いところに位置していた宮崎県営野球場、もうひとつは市南部・木花にある宮崎県総合運動公園内にある宮崎市営野球場である。しかし県営野球場が老朽化したため、運動公園内に移転新築することとなり、2001年2月に開場。愛称は「サンマリンスタジアム」に決定した(決定の経緯は後述)。なお、旧県営球場は施設撤去後、宮崎県立宮崎工業高等学校のグランドに転用され、旧市営球場は2003年に宮崎市生目の杜運動公園野球場(アイビースタジアム)が完成したのに伴い県に移管し、宮崎県総合運動公園第二硬式野球場(ひむかスタジアム)に改称した。
サンマリンスタジアムは現在九州・沖縄8県で唯一、内外野総天然芝のフィールドを有する野球場。硬式野球が可能な野球場で内外野総天然芝のフィールドを採用しているのは、国内では鶴岡市小真木原野球場(鶴岡ドリームスタジアム)、神戸総合運動公園野球場(スカイマークスタジアム)を含む計3球場のみ。開場以降、高校野球などアマチュア野球公式戦が開催されている。プロ野球では、毎年2月と11月には読売ジャイアンツ(巨人)が春季・秋季キャンプのメイン球場として使用している他、春季キャンプ終盤には巨人主催のオープン戦が行われている。またシーズン中には不定期ながら年1~2試合公式戦も開催される。また2006年7月23日にはオールスターゲーム第2戦が開催された(当初は22日開催予定だったが雨天順延)。
[編集] 「サンマリンスタジアム」
愛称「サンマリンスタジアム」は、“燦々と降り注ぐ太陽”と“雄大に広がる海”のイメージを基に公募により決められたものだが、そもそもの命名者は当時巨人の監督だった長嶋茂雄である。2000年、キャンプで宮崎に滞在していた長嶋に、記者が新球場の完成について触れ「新球場にはどんな名前がいいと思われますか」と訊いたところ、長嶋は宮崎の太陽と海を引き合いに出して「サンマリンなんかいいねぇ」と繰り返し答えた。これがテレビや新聞などで大きく取り上げられ、またこの直後に県が全国を対象に行った愛称の公募でも「サンマリン」とする案が数多く寄せられたことから、県は愛称を「サンマリンスタジアム」に決定。長嶋は名誉命名者として一般応募者と共に県から表彰を受けた。
[編集] 主なエピソード
- 2004年10月9日、ファーム日本選手権・中日ドラゴンズ-北海道日本ハムファイターズが開催された。試合は北海道日本ハムが3-0とリードして迎えた9回裏、中日が関川浩一(現東北楽天)、筒井壮(阪神移籍後、2006年引退)の適時打で同点とすると、尚も満塁から土谷鉄平(鉄平、現東北楽天)が右中間へ適時打を放ち、4x-3で中日が逆転サヨナラ勝ちし、同年のファーム日本一に。MVPは決勝打の土谷が獲得した。
[編集] 施設概要
- グラウンド面積:14,332m²
- 両翼:100m、中堅:122m
- 内野:クレー舗装及び天然芝、外野:天然芝
- 現在、九州・沖縄8県の野球場で唯一の内外野天然芝
- スコアボード:電光式
- 収容人員:30,000人(内野:18,000人、外野:12,000人。内外野とも座席)
- 照明設備:6基
- 「フェニックス」とも呼ばれるワシントニアパームをイメージしてサーチライトが組まれている。
[編集] 交通
サンマリンスタジアムへのアクセス手段は下記の通り。
- JR宮崎駅バスターミナル5番のりば、宮交シティバスセンター(JR南宮崎駅から徒歩約5分)16~18番のりば、宮崎空港2番バスのりばから
- 宮崎交通バス「宮崎空港経由 油津駅前・飫肥」行、または「青島・白浜入口」行で「運動公園前」下車後徒歩約7分
- 宮崎駅から所要約32~39分、運賃510円。宮交シティから所要17~24分、運賃390円(概ね10~30分おきに運行)
- 宮崎空港経由は油津・飫肥方面行きのみ。宮崎空港から所要約14分、運賃300円(概ね1時間おきに運行)
- なお、巨人のキャンプ期間中とプロ野球公式戦等開催の際には、宮崎市内より臨時バス運行あり
- 宮崎交通バス「宮崎空港経由 油津駅前・飫肥」行、または「青島・白浜入口」行で「運動公園前」下車後徒歩約7分
- 宮崎自動車道・宮崎インターチェンジから国道220号経由で約10分
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 宮崎県総合運動公園
- 宮崎県総合運動公園硬式野球場(宮崎県)
- サンマリンスタジアム宮崎(みやざき観光コンベンション協会)
- 宮崎県スポーツ施設協会
- 宮崎県総合運動公園へのルート案内 -2003年現在の運動公園アクセス、施設写真。
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