守護天使
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守護天使(しゅごてんし)とは一人一人についていて守り導く天使のこと。東方正教会などキリスト教のある教派で信じられている。日本ハリストス正教会では守護神使ともいう。
カトリック教会でもかつて守護の天使が盛んに信心の対象にされたが第2ヴァティカン公会議以降、ほとんど触れられることはない。
東方正教会では守護聖人と同一視され、洗礼を受けたもののみに付くと説かれる。
出生時に与えられる守護霊の概念のキリスト教化されたものと考えられる。キリスト教において守護天使の概念が確認できる最も古い文献は偽ディオニシウス・アレオパギタである。